-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2009-07-31

JogNoteにもの申す

JogNoteがリニューアルした。完全にSNSっぽい仕様に様変わりだ。僕のように練習日記としての使い方がメインの人はカナリ使いづらいものになってしまったと思う。

現に「もう使うのをやめようかな」というランナーのコメントも書かれていたりするし、過去にも「重すぎる」ということで使用を止めたランナーもいる。

今回のリニューアルの目的はなんであったのか。
JogNoteに多く見られたクレーム(重いだの、Windows Mobileで見れないだの、ブラウザーによってはLogin出来ないだの)の解決に主眼を置いたものではなさそうだ。

mixiに代表されるSNSの成功例にならいJogNoteを使ったビジネスモデルの確立に主眼が置かれているのではないだろうか。

よく無償で提供されているのだから文句を言っちゃいけない的なことを言われるが、それはちょっと違うだろうと思う。
JogNoteにとってランナー(会員)は広告収入を得るためのエサであり、そのエサがなければ魚は釣れないのだ。
少なくても僕はエサであることを自覚し今まで使い続けているワケだが、2006年からはじめたJogNoteには二つの「人質」があり、やめたくてもやめづらい環境になっている。その二つの人質とは

  • 過去のデータ
  • 今までつながって来たJogNote友達
だ。

過去のデータについては、JogNoteを始めた当初からcsvでのエクスポートをサポートするように要請して来たが今回もその実装がなく、おそらく今後も実装されることはないのではないか?と思う。
JogNote友達の多くはブログサイトをお持ちの方が多いので、新しい友達を増やすことはできなくなるけど、特段JogNoteを続ける意味合いはない。

JogNoteの開発者サイドの目指すところは、当たり前のことながら収益アップである。収益アップにはリニューアルしたJogNoteが良さそうに見える。
ただ、それはユーザー(ランナー)が望んでいる仕様なのだろうか。過去の「開発者のブログ」を見てみても、決してユーザーの望んだ仕様ではないように思える。

提供者側の都合ならば、エサは腐るぞ!
腐ったエサで魚が釣れるだろうか?

Web練習日記サイトの移行を検討しよう。
まだ他にもあるかもしれないな。
くそ、それにしてもJogNoteに蓄えたデータの移行が面倒だぜ!(CSVエクスポートを実装していないワケが分かるな:苦笑)

2009-07-30

やっておいて良かった

いよいよ今年の北海道マラソンまであと1ヶ月となった。

このブログへのアクセス記録を見ると「道マラ 対策」などのキーワードが5月あたりから急増している。
自分で書いておいて言うのもなんだが、あまり参考にならないんじゃないかと思う(大笑)。

平たい話、考えられる全てのことを自分のレベルに合わせて少しずつやったということなんだよな。

道マラは憧れではあったけど、マンモス大会の苦手な僕としては道マラ出場は非現実的であった。
昨年は縁あって出場を決めた。どうせならと「一発勝負」(初道マラ、初完走(サブ4達成)、次年度からは出場しない)の為にあんなことを考えながら練習し、実践したつもりだ。

今年は出場したくてもリウマチの為、出場できない身体になってしまったが、やれる時に必要だと思うことをやれるだけやっておいて良かったと思う。

道マラは今年から制限時間の緩和があり出場者も増えているようだ。緩和されているといっても、いろいろな条件があるので、そう簡単ではないと思う。
出場されるランナーの皆さんにはそれぞれの目標を達成されることを願っています。

2009-07-29

等分は均等ではない

なんの話かというと薬の話。

今、僕は痛み止めを1日2回服用しているが、それは05:00と17:00に服用している。12時間に1回という等分服用だ。痛み止めの効果が均等に発現して欲しいという期待からそうしている。

05:00に服用するのは、07:00に起床し、朝食・洗顔、身支度等日常活動の開始時に「痛くて動けない」のでは困るからで、痛み止めを服用後2時間経過すると十分に薬の効果が現れていると経験上感じていたからだ。
で、05:00に服用して、06:45ころまで再度寝るのだが、再起床時には効き目が出ていると感じている。
なので、少なくても服用後1時間45分後には効き目が出ていると言える。そして、ここで服用した効果は15:00くらいまでは十分に効いているが、その後は効き目が残っていたり、痛くて泣きそうだったりする。

次に服用する時間が17:00。痛い時でも2時間ほど我慢すれば良いのでなんとか我慢できている。
17:00になり喜び勇んで痛み止めを服用するのだが、ここで服用する痛み止めは約3時間経過しないと効き目を自覚できない。効き目の発現は遅いのだが、上記に書いた通り05:00までは効果が持続している。

朝夕というか、活動時間帯・非活動時間帯では薬の効き目に違いがあるんだろうなぁ...と漠然と考えていたりする。
なので、17:00の服用分を少し前倒しして服用した方が良いかもしれないなぁ...と思ったり思わなかったり。


ところで、05:00、17:00に薬を服用しているので服用前にカロリーメイト1本かビスケット(僕は明治の「チョイス」が好きだ)2枚、またはバナナを食べている。最近の増量は、これが原因だろうか(笑)。

ちなみに現在のリウマチの状況について書いておく。
僕は、リウマチと診断された5/29から「手、足、膝、肩など」の全7項目を5点満点(異常なしが5点)でスコアリングしている。採点は毎朝痛み止めを服用するときの主観的な自覚によるものなので、どこまであてになるか分からないけどそうしている。なので、痛み止めが切れていたりすると点が低くなるのだが、朝の薬の時はだいたい痛み止めがまだ効いているころなので評価としては安定していると思う。

スコアリングを見ると6/20ころから7/中ころまで20点を下回る「悪い状態」があったが、7/10のアクテムラ投与後1週間にあたる7/18から20点を超え、ここ1週間は25点前後と安定していて一時期の悪い状態からは脱したように思う。

2009-07-27

ケツが痛い

痔じゃないです。ケツ筋が痛いということでもありません。

3月以来、まっとうに走っていないというか、立っているのがやっとで歩く距離すら激減しているのでケツ筋が無くなってしまいました。
椅子(車のシートも)に座っているとケツ骨がケツ皮を突き刺して痛いです(涙)。

ケツ筋を増強しないといかんなぁと思うのですが、膝や足首の状態がイマイチなのでどんなトレーニングがあるのかと...
あ、あと肩の可動域が狭まっているのが気になるな。こちらもストレッチをしてやらないとなるまい。

現在、体重は64Kg±1kg、体脂肪率10%±1%。
数字だけ見ればこのままキープなんだが、自覚しているだけで足(腿の表裏)、背中、胸の筋肉が完全に落ちてしまいました。
たかだか4ヶ月程度で筋肉って落ちるもんなんですね。

2009-07-24

本日の追試結果-採血-

先日の「進行状況は?」で肝機能を示す数値が宜しくない状況でアクテムラの投与を行ったことは書いた。
今日は、アクテムラ投与2週間後、主に肝機能の状況を確認する採血を行って来た。

たくさんの方にご心配を頂いたので、CRP(炎症の度合いを示す数字?)を前回と標準値との比較をしやすいように一覧表でご報告したい。


標準値
7/10 採血
7/24 採血
GOT
8~38
57
16
GPT
4~44
137
32
γ-GTP
6~85
162
61
CRP
0.01~0.43
15.45
0.16

本日の結果、アクテムラの効果がCRPに現れており(前回比 約1/100)、肝機能も標準値内に復帰、これで今後アクテムラによる治療を安心して続行できます。
効果のある投薬を継続できる目途が立って本当に良かったと思います。

2009-07-22

今日からスニーカーで出社

今日からスニーカー(NB 574J)で出社した。
リウマチの診断以来諸般の事情によりバックバンド付のサンダルを履いて出社していた。

諸般の事情というのは

  • 足が腫れて(むくんで?)ビジネスシューズに足が入らなかった。
  • 足の腫れと膝の痛みで靴を履くために身体を曲げることができなかった。
かな。
サンダルも悪くないのだが、サンダルって結構危険な履き物のような気がする。

最近は足の腫れが弱まりスニーカーなら足が入ることが分かったので、サンダルの危険を回避する目的でスニーカーに足を入れることにした。(もちろん疲れで夕方には足が腫れると思うので件のサンダルは車載している)

スニーカーを履くといっても、膝を深く曲げることができないのでシューレースは「ゆるゆる」の状態で単に靴べら使ってスニーカーに足を入れて履くというシューズマスターが聞いたら気絶するような履き方だったりする(大笑)。
それでも、今朝スニーカーを履いて出社してみると歩いている実感があったのは正直嬉しかった。

膝が深く曲げられれば、もう少しましなシューズの履き方ができそうな気がするので、膝の屈曲ができるようにストレッチをしなければと思う。
そうなれば、トレーニングで使っていたGT-2110(カーボンシートチューン済み)を普段履きにおろして履きたいと思っている。
GT-2110は踏み込み部分、踵部分の2カ所にゲルが入っているのでクッション性が良いし、カーボンシートで安定性が良いので、今の僕のように足、膝が痛くても比較的歩きやすいことは、オフィス内で履いているGT-2100(カーボンシートチューン済み)で経験済みだ。

2009-07-21

お詫び

ああ、今度の日曜日が釧路湿原マラソンだったんですね。

応援に乗り込むべく治療に専念してまいりましたが、残念ながら終日持ちこたえる体力という面と感染症に配慮すべき時期であることを考慮して「応援に乗り込むのを断念」いたしました。

感染症はともかく、朝から夕方まで足首の腫れや痛みが持ちこたえられるか全く自信がないというのが主な理由です。

病状は良くはないのですが、めげていない僕の表情をお見せしたかったのですが残念です。

参加される方は、ご自分の目標を達成されるよう十勝から念を送って応援いたします。

痛み止めが効いているという前提条件はあるのだが、投薬の効果が少しずつ現れて来たせいか歩きやすくなってきた。

屋内の真っ平らなところならさほど心配ないのだが、普通の道路(歩道)であっても微妙な起伏や傾斜があって、僕の足の状態では微妙にバランスを崩すことも少なくない。

実は足が腫れていて靴が履けない状態で、バックバンドのサンダルを履いていた。昨日は足の状態も良いのでGT-2100を履いて歩いてみた。
ついでに補助的に杖というかLekiのポールウォーク用のポールを使って歩いてみた。
結果は上々なのだが、手首も痛いことを忘れていたため手首に負荷が掛かったときに痛みが走って一瞬ドキッとしたのは秘密だ。
5分も歩けば、結構「キツイ」と感じるんだが僅かずつではあるが状態が上向きになってきていることを実感できるのは嬉しい。

ところで、Lekiのポールウォーク用のポールはマラソントレーニング用として物欲に任せて購入したものだが、思わぬところで役に立った。
物欲バンザイ!

2009-07-17

出来ること

関節リウマチになると体重が減るというのは知っていたが、僕の体重も確かに減っている。
今朝の軽量(朝食後、パジャマ着たまま)で64.8kg、体脂肪率7.8%だった。体脂肪率については多分に怪しい数字だと思う。

で、体重だけど、確かに体中が痛くて食欲はないのが事実だが、特に食べる量は減っていない。唯一やめたものは「ビール」(というかアルコール類)だ。
僕は生来肝臓が弱い?らしく、先の記事にも書いたが薬の副作用も重なってGOT、GPT、γ-GTPの数字が悪くなってしまっているからだ。

体重が軽いのは、現段階において膝や足首にかかる負担が軽減されるので良いことだろうな。もし、このまま痛みや腫れがなくなって、走れる体調になっても膝にかかる負担が少なくて済む。

最近は痛み止めやアクテムラ、プレドニンの効果もあって、痛みがかなり和らいでいる。それに痛みが小康期に入ったのかもしれない。
そんなことで、調子こいて自宅の狭い庭や帰宅時に本屋などでうろうろ歩き回れるくらいだ。まぁ、そうするとだいたいは後で痛めに合うんだけどね。

ランニングの為ってことではないのだが、ベッドの上で腹筋運動をやろうかと思っている。
寝起きの際に腹筋が強化されていると楽なのだ。
腹筋運動としては、ベッドで仰向けになって上体を自分のへそ位置が見えるくらいのところまで起こすことはできる。

そのときのコンディションにもよるけど、肩、手首、手の指が痛い時がある。こんな時は、手をついてベッドから出てくることは出来ないんです。なので、腹筋を使って「ガバッ」と起きる。

腹筋はできるけど、他はどうだろうか?
腕立ては肩や手首が痛い時がほとんどだから出来ない。
スクワットは膝、足首に不安があるので出来ない。
背筋は、うつぶせになった姿勢から元(仰向け)に戻れるか不安だ(大笑)。
やっぱり、できそうもないことばかりだな。

でも、膝や足首が不安だとは言っても、曲げ伸ばし(ストレッチとまでは言えないけど)くらいはやらないとな。それにあらゆる関節の可動域が狭くならないように痛いところまで曲げたり伸ばしたり回したりしておかないとな。
小康期の今なら少しずつやれそうな気がする。

2009-07-16

進行状況は?

関節リウマチと診断されて、専門医のもと適切な治療が行われているものと思う。

僕の感想として、JogNoteなんかにはもっぱら「痛み」についてしか言及していないように思うが、患者にとって目の前の問題として「痛み」は重大な問題だと思う。

そもそも関節リュウマチってどんな病気かというと

関節リウマチというものは、

慢性的な関節の炎症が腫れや痛みを引き起こし、
これらの症状が継続すると、関節周辺の骨や軟骨などの破壊が進んでいく、

という病気です。(参考URL http://www.belioc.net/syoujyou/shinkou.html)
ということ。そして、この病気は「完治」のない病気なので、進行を抑え込むことが治療の目的となる。

完全に進行を押さえ込むことが出来たら「寛解」というらしいのだが、寛解の時点で軟骨や骨そのものにダメージが無い方が良い事は想像に難くない。

一般的に治療は目の前の「鎮痛」と粛々と進行しているだろう「骨の破壊活動」を抑えるという二方面から行われることになるようだ。

僕の場合、既に足の指の一部と足首の軟骨に破壊が及んでいることがX線で確認されているのだけれど、情けない話だが正直なところ、本当のことを知るのが怖いのであまり詳しく聞いていない(汗)。

僕の治療の現状としては、
  • 痛みについては「炎症・痛み止め」(非ステロイド系のボルタレン、ロキソニン等やステロイド系のプレドニン)
  • 骨の破壊活動を抑える(結果的には、炎症・痛みも止まる)抗リウマチ剤に生物学的製剤アクテムラを7/10から使っている。
そもそも最初はMTX(リウマトレックス)を服用していたのだが、肝臓機能への副作用が多大で継続使用が困難になり、予定よりも早くアクテムラの使用(点滴)を開始した。
アクテムラは1回/4週間なので、日々のお薬(治療)は目前の痛みや腫れに対するものばかりになっている。

アクテムラの効果が発現するには数週間~数ヶ月かかるそう。その通り、アクテムラの効果があるのかないのか大きな体感上の変化がない。まだ始めたばかりとはいえ悲しいところだ。

今朝、自己チェックしたところによると両膝の腫れや膝裏の張りが和らいでいることを体感(目視)できたし、右手や右肩の痛み具合もかなり良い状態になっている。アクテムラの効果か、月曜日に増量されたプレドニンの効果か僕には分からないけど良い事なんだと思う。

それでも日常生活においては痛み止めに依存しているのが現実。
こいつが効いてくれないと「身体を動かす」という行為が痛みにより非常に困難な状況である。

身体を動かすということを具体的に書けばキリがないけど、
服を着る(脱ぐ)、ワイシャツのボタンを留める(外す)、歯ブラシを握る、蛇口をひねる、コップで水を飲む、ペットボトルのキャップを開ける、トイレの便座に座る(立ち上がる)、寝返りをうつetc
とにかくありとあらゆる関節を動かすことが苦痛なのだ。

しかし、こうした自覚される「痛み」よりも怖いのは「骨の破壊」だ。破壊された骨は元には戻らないからだ。

現状とすれば、点滴投与しているアクテムラが有効に作用して、確実に骨へのダメージをブロックしてくれていることを願うしかない。

ちなみにアクテムラ開始1週間前(7/2)のCRP(炎症の度合いを示す数字?)とMMP-3(関節破壊の程度を示す数字?)は下記の通りである(カッコ内は標準値)。
  • CRP 16.46mg/dl(0.01~0.43)
  • MMP-3 478.3(36.9~121)
この数字が次回の検査でどう変化しているか...

2009-07-03

入院におよばず

先日、入院しての治療に専念!なんて書いたが、昨日の検査結果を踏まえ「入院不要」ということになってしまった。

もっとも、従前予定していた薬(点滴)が2週間で2回投与の予定だったので、僕の肝機能の状態を観察しながら...という意図があっての入院話だった。

ところが、昨日の検査結果では従前予定していた薬は僕には使えないという結論に達したため、他の同効果のある薬(これも点滴)への変更を余儀なくされた。
こちらの薬は1回/4週間の頻度なので入院におよばずという結論だ。

まぁ、有り体に言えば従前予定していた薬の「副作用」が出過ぎるという結果なので、薬を変更したということだ。