-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-04-30

第一回eRCとかちフル記録会in音更-コース概要など-

第一回eRCとかちフル記録会in音更については「eRCとかちのブログ」や「eRCとかちの掲示板」で紹介されている。コース図についても「eRCとかちのブログ」で紹介されたところだ。

既に公開されている情報を元に、とりあえず自分なりまとめたものを作っておこうと思って作ってみた。(いつもの通り「画像」や「写真」はクリックすると拡大表示する)

集合場所への経路について
図上の国道を北上してくると仮定して3つのルートを水色の線で示した。南(図上下側)から
ホーマックとフクハラの交差点を右折するルート
ビクトリアステーションの交差点を左折するルート
道の駅「おとふけ」とよつば乳業の交差点を右折するルート
いずれの場合も右折したらひたすら直進して堤防まで行ってほしい。住宅街の道路から堤防上に上がる道路が極端に狭くなるのでそのまま進入しても大丈夫なのか?と迷うことがあるかもしれない。狭い道もあるが、速度に注意して直進して欲しい。

コースについて
ザックリと概観を書くと
河川敷(堤防下)のスタート地点から南下し、「2」の第一折り返しで折り返し堤防コース(堤防上)をピンクラインの通り北上、北端の第二折り返しで折り返し戻って来るという1周回10kmの周回コース。
なので、

  • 10kmの人はスタートして、ゴール地点まで。
  • ハーフの人は2周回して、ハーフ折り返し地点(第一折り返しのちょっと先の折り返し:図上見辛いが水色のライン)からゴール地点に戻る。
  • 30kmの人は10km周回を3周回。
  • フルの人は4周回し、フル折り返し(第一折り返しの結構先の折り返し:図上緑色のライン)からゴール地点に戻る。
というコースになる。

幾つか安全上の注意が考えられるので列挙しておく。
河川敷地内は車両に注意
図上「注意」と書いた河川敷コース(堤防下)の区間はパークゴルフ場、ゲートボール場、テニスコートなど利用する利用者もいるため車両の往来がある。この区間を走る間は前後、左右の車両に注意したい。

トイレ、水場について
トイレを「T」、水場を「W」で図示した。
  • スタート/ゴール地点では給水が可能となっている。
  • スタート地点周辺にはかなりの数のトイレがあり、水場もある。
  • 図上「3」の地点は「音更川リバーパーク」のパークゴルフ場。ここにもW、Tがある。
  • 北上して第二折り返し地点にアイスボックスを設置して「給水所」とするやに聞いている。
ということで、トイレと水の心配はないような気がする。

堤防コースについて
距離表示


コース上に写真のような表示が1kmごとに埋め込まれている。
写真の通り走路の両方(往路、復路)に表示が埋め込まれているが、ランナーが採用すべき「表示」は往路の場合右手にさかさまに見える表示が正しい。復路の時はそのままの表示が正しい。

eRCで使用する距離表示は基点を北端、つまり第二折り返し点をゼロ(0)とした場合の距離表示を採用することに注意が必要だ。
ちなみにスタート/ゴール地点は前記基点より4.5kmの地点だ。


左写真は第二折り返し後の復路を走っているイメージの写真。
表示が「4km」なのでゴール地点まであと500mである。
したがって、周回によって「9.5、19.5、29.5、39.5km」地点を指すことになる。

また、往路においてこの表示を逆さまに見ることになるが、それは「1.5、11.5、21.5、31.5km」地点を指すことなる。

ちょっと変則だが、LAPボタンを押しながらペースを把握する場合には注意したいことだ。
5km地点(北端基点から南へ500mの地点にマークがあってもいいかもしれないな。5/1にでもチョークで印をつけにいくかな)

走路の注意事項について

左側通行が大原則。

写真のように「車止め」?が何箇所か設置されている。
コースを横断する車両進入の可能性の高いところなので左右に注意したい。


コースの計測はセンターライン沿いに計測した。

まぎらわしい場所には「石灰」で進路を示すというようなことを言っていたので心配はないと思うが、コース上写真の通り「分岐」している箇所が数箇所あるが、進路は「センターラインのある」方へ進路を取って欲しい。
写真の場合はやや左前方に進路を取ることになる。

その他の注意
堤防コースは、車道と交差する場所が数箇所ある程度比較的安全と思われるが、先に書いたとおり河川敷地コースは車両をはじめ、自転車、歩行者も通行する。
特に5/3当日はパークゴルフ場が5/1にオープンした直後の連休初日となっており、通行量が多いことが予測される。また、パークゴルフ大会の開催等が予想される為、河川敷地コースを走行する際には十分な注意が必要だ。走路脇の芝の上を走る等適宜自己保身のための対策も必要と思われる。

マラソン 実践力アップ マニュアル-ランニングマガジン・クリール監修-

先日、花粉症対策のGoodsとして「花粉鼻でブロック」を購入したことは書いていたと思う。
購入先はアマゾンだったのだが、たまたま「マラソン実戦力アップマニュアル―目標タイム別3カ月トレーニング計画 (B・B MOOK 480 スポーツシリーズ NO. 355)」というのを見つけて同時に発注していた。

本書は平成19年7月5日発行とあるので、H18にクリール誌で特集された記事を昨年の東京マラソン以降にまとめて発行された本なのだろうと推察する。

僕はいわゆるランニング雑誌を毎月定期購読していないし、毎月立ち読みしているわけでもない。本書のよう雑誌の特集連載?をまとめた本が出ると予測してわけでもない。
全くの偶然に入手した本であるが、この本に限っていえば雑誌を毎月買って読んでいるよりも全体が一冊の本になっているので全編の見通しがよいし、読み返すにあたって一冊で済むので便利じゃないだろうか?

本書の内容は副題として「普通のビジネスパーソンが2年でサブスリーになる方法」とある。
誰でも2年でサブスリーになれるとは思っていないが、それを目指す「方法」すなわち練習メニューが書かれている。
レースの3ヶ月前からの練習メニューが乗っているわけだが、現在の走力(フルマラソンの完走タイム)と目標タイムとの組み合わせで「Aクラス」「Bクラス」「Cクラス」に区分して練習メニューを例示しており、更に各クラスごとにより細分された目標ごとに異なったメニューが示されている。

3ヶ月のメニューだが、それ以前にある程度の走りこみ(基礎部分)をしているというか、走ることが日常習慣として定着しているランナーであることが前提。
練習の内容はその目的がはっきりと明示されており「これができたら次はこれ」とか「これができないなら、できるまで続けてみる」とか「ちょっとしたレベルアップの為のヒント」等が書かれている。

今自分のやっていることを本書に書かれている練習メニューやその目的に照らし合わせてみると「少し背伸びした内容」のような気がした。

いわゆる市民ランナーの多くは具体的な練習計画や練習メニューを作成することはしても、練習の成果を途中でチェックした成果を基に修正する指標が分からず無理に練習を消化したり、できないものはできないと自分で作った練習メニューを放棄し、目的の不明確な練習を漫然と繰り返すランナーが多いのではないだろうか?

もちろん僕もそんな標準的なランナーの一人なのだけれど、市民ランナーは監督であり、コーチであり選手でありサポーターでもある。
練習の目的と目的に合致する具体的な練習メニューの立案、練習への取り組みと練習成果の客観的な把握と反省、新たな練習メニューの作成はランナー自身が行わなければない。
本書はそんな一人何役もこなす市民ランナーになにがしかのヒントの多い本だと思う。

本書は雑誌の特集記事をまとめたものなので★はつけない。

S610iベルト交換

S610iのベルトが切れそうなので交換ベルトを購入していた。まだ完全に切れてしまったワケでないので交換は「もうちょっと我慢?」していたところだ。

で、3日ほど前にベルトの中央部の部分が切れてしまい、両端のフレーム?部分でベルトの用をなしていた状態だった。

完全に千切れてしまってからでは本体を紛失する可能性もあるので、念のため今朝ほどベルトを交換した。
(写真はベルトの中心部が切れたところ)

2008-04-25

意外にシッカリしている?-マラソン完走BOOK 楽しくきれいに走りたい 谷川真理、中島進 共著-


「マラソン完走BOOK 楽しくきれいに走りたい」という本について、以前「トレーニング・ノウハウ」に書いた。
今でも印象は当時と変わらないが、昨日寝る前にパラパラと見ていたら紙面の都合かちょっと端折っている面が窺えるが内容的に結構充実しているのではないか?と思えるのでメモしておく。


内容は「歩く」ことからスタートする。この手の本の定石であるが、ランニングの基本はウォーキングという現れなのだろう。
ゆっくり走り始め「走ることに慣れる」(習慣的にも肉体的にも)が第一段階で、その後「速く走るため」にどんな練習をするかが具体的に書かれている。

ランナー(特にビギナー)のレベルアップ(成長?成果発現?)の速度には個人差がある。自分の経験に照らしてもランナー自身、自分のレベルにあった練習ってどんな練習なのか分からないというのが普通だと思う。
従って、ただ漫然とゆっくり走っていたり、闇雲に全力疾走を繰り返したりしがちなものだと思う。

この点、本書は「5kmタイムトライアル」の結果から「28分以上かかったランナー」、「24分~28分のランナー」、「24分以内のランナー」の3つのグループに分けて、それぞれのレベルに合った練習方法を示している。

ランニングを始めてから5kmを24分を切って走れるようになるまで、どのくらいの月日が必要かは人それぞれだろうが、24分のハードルって「そう低くない」と思う。
本書の示す24~28分のグループの練習方法を実践すれば比較的早期に24分切りが可能なのだろうか?本書を入手して3年?になろうとしているが、僕は本書を基に練習をしてきたワケではないのでその効果は分からない。

ただ、どんな練習をどんなタイミングで取り入れて行くかという指標が本書にあるような気がする。
5kmを24分以上かかるランナーは該当部分を立ち読みするなど、一読するのも悪くないと思う。

「★★★★☆」

2008-04-24

花粉症ランナー誕生

まだ病院にも行っていない。勝手に花粉症と自己診断し、自ら花粉症ランナーを自認することにした。

Webで調べみると花粉症にお悩みのランナーが多いのに気づかされる。花粉症に対する認識も甘く、杉のない北海道には無縁と思っていたが、北海道にはいたるところに「シラカバ」「イネ科植物」があって、これ等による花粉症に悩まされる人が多いことにビックリさせてもらった。
また、身近なところでは「かくて」さんは花粉症のベテランだったし、仕事上でお付き合いのある方の中にも十数年にわたり花粉症にやられているという方も多くいらっしゃった。

花粉症対策としては、花粉症のシーズンに入る前から対策が必要らしく、

  • 病院で投薬を受ける。
  • 外出から戻ったら「手洗い」「うがい」「鼻うがい」の励行。
  • 鼻腔保護(ワセリン、鼻ブロック)。
  • 花粉の飛散傾向を熟知し、気温20℃以上、風の強い日の外出はマスク必須。
  • 被服に花粉が付着するので、これにも配慮(花粉が付きにくい製品、入室前に被服を払う)する。
  • 乳酸菌の摂取にこころがける。
等、気をつけるべき項目があるそうだ。
しかも、これは例年3月ころから6月の中旬まで続くのだそうだ。

また、症状がひどくなるような患者の場合、
  • 果物に反応するようになるので果物が食べれなくなる。
  • 酒にも反応する(特にビール)。
と、食生活や嗜好にも影響を及ぼす方もいらっしゃるようだ。


このように一般の生活の中でも大変な思いをさせられるのに、花粉症ランナーはどうしているのか?と調べてみると。
基本的には「普通に練習する」ということになる。花粉症で死ぬことはないのだが、普通に走っている方ばかりように思える。そういう方が多いと自分としても心強いわけで「鼻水を垂らしながら走る」勇気がわいて来る。
で、花粉症ランナー特有の対策としては、特にこれ!いったものはなく、花粉症対策に忠実な方法で練習なさっている。参考になるので、ザックリとメモしておく。
  • 薬(クレアチン?)を服用する。
  • 花粉の飛散していない(量の少ない)時に走る。
    • 気温の上がっていない朝。
    • 雨上がりの時。
    • 風のない(ごく弱い)時間帯。
  • 鼻腔に「鼻ブロック」を塗るなど対策を施す。
  • マスクをして走る(鼻が問題なので、鼻の部分にマスク、クチは出しておく)
  • おかまいなしに(鼻を垂らしながら)走る。
等だ。帰宅後は、鼻うがいは必須。シャワーを浴び体に付着した花粉を洗い流すなど基本的な対策をする。というもの。

ということで、僕も「花粉 鼻でブロック」と鼻うがい用に「ハナノア」を購入した。
マスクは持っているけど、面倒くさいのでハンカチ(鼻水処理用)を持ちはするが「おかまいなしに鼻を垂らしながら走る」花粉症ランナーになろうと思う(大笑)。

2008-04-21

シラカバ花粉症と認定-勝手に診断-

昨日の突然のくしゃみ連発に端を発する「鼻水」「なみだ目」の原因をシラカバ花粉症と認定した。
言っておくけど、僕は医者じゃない。

今年の道内は過去最大規模のシラカバ花粉飛散が見込まれている。リンク先によれば気温が20℃を越える日はよく飛散するのだそうで、昨日の本別はこれに合致していた。また、コースも山間に整備された一般道路を使用しており、両サイドの山にはシラカバの木もあったように記憶している。
ま、そういったことで条件にマッチしたワケだ。
先日4/10からの風邪と思われる症状で3日ほど練習をせずにいたが、これも実のところ花粉症ではなかったかと今になって思う。端緒は「くしゃみ」の連発で一致。当日もランde街路調査を敢行した日で屋外にいた。また当日の気温は14℃とやや低いものの、街路調査地域にはシラカバがあったのは事実だ。それに風邪による鼻水の場合、終盤には粘度が増すらしいが、僕の場合終始「さらさらの鼻水」のままだった。発熱も無かったし...

で、その対策なのだが、僕の場合、要は鼻炎の症状なワケで単なる「風邪薬」ではなく、「鼻炎用」の風邪薬で良いらしい。
風邪による鼻炎と花粉症による鼻炎では「原因」が異なるだけで症状は一緒。対策も一緒となるらしい。

まぁ、自分の思い込みとネットで調べた結果を鵜呑みにするのは危険であるのだが、発熱もなく「鼻水」と「なみだ目」が目下の問題なのでとりえあえず「鼻炎用」の薬を服用しておく。

冒頭に紹介したWeb情報によれば6月上旬まで花粉の飛散は続くらしいから、暇をみつけて一度耳鼻咽喉科?に行って診てもらうことにしよう。


とにかく「はなみず」がヒドくて黙っているとはなみずが滴ってくる。滴り防止のために写真のように「鼻冠」風にティッシュを詰めている。


で、一応、鼻冠隠しにマスクをしている。

アイマスク(目隠し)は、僕のせめてもの恥じらいの現れだったり(笑)。


--2008/04/22加筆
今日JogNoteの方へ「かくて」さんからコメントを頂戴したので、のちのち探しやすいようにこちらにメモしておく。
大変のようですね。白樺花粉症と闘って、ン十年の、かくて流超安上がりの鼻水の止め方です。騙されたと思ってお試しあれ。?コップに塩水(湯)を作る。(ぬるま湯だと楽。適当な濃さに。濃すぎると効きますが、痛い。)?片方の鼻を押さえて、もう一方の鼻の穴から塩水を吸って、口からはき出す。(私は鼻から吸って、また鼻から出してますが)?2.3回やったら、反対の穴も同様に。要は、両方の鼻を塩水ですすぐわけですナ。最初少し勇気がいります。(鼻から水を吸い込むことに)どんなひどい鼻風邪も、これで半日以上は鼻水が治まります(私の場合は)。でも、早めに耳鼻科受診をお薦めします。飲み薬と点眼薬と鼻炎用噴霧器で、3日で快適生活に戻れます。
で、昼から鼻の奥がかなりむずむずして辛くなってきた。塩はないが水道水で鼻腔洗浄?を実施したところ大変具合が良い。
で、鼻から水を吸い込むと「つんっ」としてシミル感じがするが、鼻のむずむずに比べれば遥かに心地よい。

細くなる実感

僕はいつも朝、便座に腰掛けるとなんとはなしに自分の腹回りの皮下脂肪の厚みを確認するような感じで腹周りを触っている。

ついこの間まで「こんなに走っているのに、こんなに厚みがあるのか」と少々ガッカリしていたのだが、今朝は自分でも「おや?」と思うほど厚みが減少している。
まぁ、錯覚、勘違いかもしれないが、昨日までの自分との違いを実感できるひとときだったワケで、しかもそれは嬉しいことだった。なのでメモしておく。

2008-04-20

第22回ほんべつ公園クロスカントリー大会-ひとり反省会-

去年に続き2度目の参加。
去年のレース後、主催者側の方より「10kmなったら出る?」と聞かれ「出る」と即答していたが、今年は8kmにコース変更となった。パンフレットでは気が付かなかったが、受付を終え横に置いてあったコース図に目を向けると去年苦しめられた「スキー場の上り下り」が今年はなかった。あればあったで苦しいし、なければないでちょっと寂しい(物足りない)と思ってしまうのは僕だけではないような気がする。

とにかく、天候は晴れ。風は東側から4m程度だろうか?じっとしていても寒いということはなく、心地よい春の風という感じ。

時間的に余裕をもって到着していたが、昨日のLSDもあり体が硬直している感じがしないでもない。なのに、アップする気になれず無駄に時間を過ごす。
開会式を終え、車に戻り準備。ちょっと遠回りしてアップJogをしながら点呼地点に向かう。

点呼地点でichanさんに遭遇。「すっかりFunランですね」といわれる。確かにお気楽モードなのは確かだ。今日のichanさんはハーフタイツにTシャツのいでたちで白糠の時よりは「本気度」が高かいように思えた(白糠はトレパン(ジャージ)だったものな)。
今年は参加者が一斉にスタートする方式、老若男女(小学生を含めて)一斉のスタートだ。

号砲一発!一斉にスタートする。スタート直後から芝生を上る。上り切るまえでかなりキツイと思ってしまう。ちょいアップが足りない過ぎるか?と思ったが後の祭り。いわゆる公園内の遊歩道はそれなりのアップダウンの連続で、心拍数が160程度までしか上がらず相当キツイと感じる。やっぱりアップで一度160くらいまで上げておかないとスタート直後からの上りやアップダウンの忙しい展開では厳しいみたい。

公園内の遊歩道から一般道に降りて、一般道を東進する。全体としてやや上り傾斜となっているが、気にするほどのことは無かった。上りなのに心拍数160をキープした走りが難しい(苦しい)。昨日の疲れと思われる疲労や故障はこの時点では自覚していない。このままでは「漫然」と走ってゴールするというつまらない展開になってしまう。

心拍数170くらいまで上げて頑張ってみないと!と自分を鼓舞するが「どうしても上がらない」。そうこうしているうちに5.5km地点の折り返し地点になる。ここを折り返すとゴールまでは概ね下りで、下りの中心拍数を170に上げるという変な練習になっちゃう。と思ったらichanさんとすれ違う。およそ1kmくらい僕が先行しているだろうか?ichanさんはまだ本調子じゃないというものの表情には余裕がある。僕は結構、イッパイイッパイで余裕なし(笑)。

タイムじゃない。とにかく心拍数を上げろ!160をキープしつつ頑張り走。残りは3km程度しかない

ゴール手前300m程度のところで折り返してゴールするのだが、ここを折り返したらichanの姿を発見。多分後半スピードアップしたものと思われ、僕との差は500m以下にまで縮まっている。僕だって、残り3kmを頑張って来たのだが、こんなに近くまで来ているとは想像していなかった。ひょっとしたらゴール前で抜かれるかも?と思ったくらいだ。(ichanさんの調子はかなり回復していると見た。)

8kmを40分50秒(05:06/km)。白糠の時は05:04/kmだから、ちょっと物足りないかもだな。


今日の目的は二つ。ひとつは自作レースナンバーベルトのテスト。もうひとつは心拍数的に追い込んでみる。ということだったので、結果をメモしておく。

自作レースナンバーベルト
受付を終え、ナンバーカードを受け取り早速自作のベルトに付けた金具で挟んでみる。 まぁ、簡単にできちゃうのとりたててどうということはない。あまり簡単なので、いつも儀式のように行う「ナンバー付」の時間があっという間に終わり「あっけない」。
そういえば、いつもはナンバーをシャツに安全ピンでつけながら「無事の完走」とか「自己記録を祈願」とかそういうような思い入れをしている。面倒な作業ではあるが、こうした「儀式」が本気度をアップさせたり、集中するきっかけにもなっているという側面がある。
手軽にナンバーカードを付けられるのは良いことだが、手軽さゆえに「さらっ」と終わらせてはダメだな。手軽ではあっても、それなりに「思い入れ」の儀式は必要だ。

ナンバーカードをつけたベルト(ウエストポーチだけど)をして、点呼に向か時、風にナンバーカードがあおられて「バラバラ」?というような音を立てる。ちょっと嫌な感じがしないでもない。

レース中は、風向きによっては「バラバラ...」と音がするけど、そんなことに構っていられないので全く気にならない。ただ、ナンバーカードがめくれてしまうとどんな感じになるだろうか?昨日はめくれることがなかった(と思う)のでちょっと分からないな。
あと、使う前に一番気にしていたことは前にぶら下がった「ナンバーカード」は邪魔なんじゃないか?ということだが、これも気にならなかったな。ただ、もう少しナンバーカードが小さい方が良いように思う。

ナンバーカードは主催者側で用意するものなので、自分の好み通りにはならない。でも、ベルトに装着することを考えれば「小さい」「布製」が良いような気がする。


心拍数を追い込む
帰宅してPPPSWにS610iのデータを取り込んで見た。
概ね160で頑張れていたみたいだし、残り2kmは170で頑張れたみたいだけど、実際のレース中の感想を素直に書くと「もの足りない」と思う。

アップで一旦160にまで上げておかないとレース中に160にまで上げるのはかなりシンドイと思う。今回は、スタートまでの時間の過ごし方に問題があったな。

ところで、本当に良いお天気だったな。
レースを終えて車内で着替えをしつつ車載の外気温計を見たところ26℃もあった。

アメダスの記録を見てみたら実際には12:00で22.1℃、北の風4mだった。

2008-04-18

レースナンバーベルト

レースナンバーベルトは知っている人も多いと思う。
メジャーなところとしてはNATHAN(ネイサン)がここのような商品を出しているし、そのほかにもアルチメイトスプリントという商品もある。
身近なところではスコップさんが奥様の手作りのナンバーベルトを使っていることは知っている人は知っていると思う。

腰からナンバーを下げる格好になるので、これが好きかどうかは人それぞれだろうが、僕はこの形式でも良いと思っているタイプの人間。
どちらかというと安全ピンでナンバーをシャツに留めるのには疑問がある。

  • ゼッケンを計8つの安全ピンでシャツにつけるのは案外面倒(シャツの真ん中付近に、左右水平に...)。
  • レース中、安全ピンが汗でサビてシャツにサビ色が付く。
が理由だ(ま、たいしたことない理由だが)。

去年の別海町パイロットマラソンの時に先のスコップさんの自作ナンバーベルトを見て、自分も作ろうかと思っていたのだが、今まで着手せずの状態だった。
特に理由はなくて、レースがなかったので深く考えていなかったというのに過ぎない。

洞爺湖マラソンに出場を決め、なんとか作らなくちゃと思っていた矢先にたまたま洞爺湖マラソンの準備のためにWebショップを見ていたら使えそうな小型のウエストポーチを発見、購入したのは「お買い物-洞爺湖マラソンの準備-」に書いた通りだ。

レースナンバーベルトとして使うにはベルトにナンバーを付ける「小道具」が必要だ。もっとも、安全ピンで留めても自分の要求仕様は満たされるのだが、素早くナンバーを付けるには「ワニ口クリップ」のようなものが良いのではないか?と思っていた。

フラフラと百均をうろついていると「名札」(金属クリップ付き)を発見したのが、これ。
これにゼッケンを折りたたんで...ではなくて!


欲しいのこの金具の部分。
しかも、金具には安全ピンが既についているので、この安全ピンで金具とウエストポーチのベルトの接続が楽チンだ。

見ての通り、プラスチック(ビニール)で名札ストラップと接続されているので、この部分をカッターで切り取ることにした。


で、付属の安全ピンでウエストポーチに金具をつけてみた。



バックビュー。(ちなみにモデルはご存知「チェアー君」)
手元にナンバーがなかったのでB5サイズの紙を挟んでみた。少々引っ張っても取れないので、強度的には問題ないだろう。


フロントビュー。
ちょっと分かりづらいが、実際に自分の腰に巻いてみた時に感じたのは写真向かって右側だけ金具でゼッケンを留めておき、ウエストポーチのバックルでウエストポーチを腰に装着した後、左の金具でナンバーを挟むという手順が必要だ。まぁ、面倒といえば面倒だな。取り外しは逆の手順になろうかと思うが、レースが終わったあとはいきなりウエストポーチのバックルを外してしまいそうだ。

洞爺湖マラソンではウエストポーチにパワージェルやアスリートソルトを入れておこうと思っている。実際に試したところパワージェル3個、アスリートソルト、車の鍵は問題なく収納できた。
バナナも持参したい場合は大きめのウエストポーチがあるので、そちらに先ほどの金具(安全ピンなので付け替えができる)を移設すれば良いと思っている。

想定される問題としては、金具が金属製であるので「錆びる」よね。ということと、金具とウエストポーチは「安全ピン」で留めているがこれは安全確実な方法なのか?ということだな(笑)。

ま、一応、今度の「ほんべつ公園クロスカントリー大会」で試してみようと思っている(中身は車の鍵だけにして)。

ああ、ひとつ思い出した。
この自作(?)のレースナンバーベルトだが、決定的に性能が劣っている。それはスコップさんのは奥様の愛情が縫いこまれているが、僕のには無いってことだ。
(その代わり、僕の創意と工夫という「単なる思い付き」は満載だけどな:大笑)

2008-04-17

今後1ヶ月の予定について

ありていに言えば洞爺湖マラソンまでの予定についてということになるのだが...

目指すは洞爺湖マラソンである。あと、残り5週間あるわけだが、後半の3週間は「調整期」ということで疲労を取りつつ本番に向けて体調を整えるという状況になる。
そうするとガシガシできる練習というのは、あと2週間(今日を含めると17日)なわけでこの期間になにをするかが問題だ。

4月になって、やっと毎日計画的に走れるようになった。一応の月間走行距離の目標は300kmとしているが、フルの前には普通300くらいは走るでしょ、というなんとなく基準で立てた目標だったりする。
質的には、4月はポイント的に日曜日にロング走(30km超)、週の中ころにはスピードトレを消化するようにスケジュールを立てたが、先週の末から風邪のため3日ほど休足せざるを得ず、3日の休足で(なんとなくではあるが)2週間退行したような印象があるのがちょっと残念だったりしている。

練習の成果的に

  • 5分/kmでハーフが走れること。
  • 6分/kmでしっかりフルが走れること。
が目標なのだが、これをいつ試すのか、全く予定がない。

で、目下のところハッキリしている予定としては4/20に「ほんべつ公園クロスカントリー大会」があって、5/3には「第一回eRCとかちフル記録会」がある。

ほんべつ公園クロスカントリー大会は今年から距離の延長があって8km。前半は総じて上りであり、その前半最大の山場はスキー場を上るという過酷な部分がある。これはこれで「刺激」としては絶好なのだが、最初の成果目標である5分/kmでハーフ完走を試す場がない。
一杯一杯で白糠を5分/km(ちょっとおまけして)だったが、どうなんだろうか?(4/27あたりにタイムトライアル風にやってみようかと思っているのだが、マラソンって一人でやってもなかなか本気度を上げるのは難しい)

eRCとかちフル記録会は、洞爺湖マラソン3週間前だから最終チェックの大会として丁度良い時期なので、二つ目の成果目標を達成できるかをチェックしたい。ただ、これでチェックをして至らないことがあっても本番までに補充は間に合わないのだろうな(笑)。
ただ、当日のペース設定(目標タイム設定)には非常に有用な基礎データになるだろうと思う。

ま、いわゆる市民ランナーがいっぱしのマラソンランナー気分になれるのもマラソンの楽しみだ。
際限なく妄想は想起され、膨張し、爆発。霧散する。そんなことは何度も繰り返されるのだが、エンドレスに繰り返される妄想に今のところ飽きていない。

それにしても、今日の5kmタイムアタックだが4kmで撃沈。ペース配分というか、ペース感覚がまるでなし。これは問題だな。

ああ、肝心なことを忘れていた。
体重を減らすことが最重要課題だった。現在(今朝の計量で)68.5kg。一時は70.5kgだったから少し減らせたかな。これを5/11ころには66kg台まで減らしたい(どうも自宅の体組成計は500g程度サバ読みされる風なので)。

いわゆるGPS付きランニングコンピュータの活用方法-Fore*のペース表示についての結論に替えて-

いろいろな実験、検証を行って来たForeAthleteならびにForeRunnerだが、なぜ両者の表示が一致(近似)しないのかという原因については残念ながら分かっていないし、これからも僕の知見では分からないことだろうと思う。

  1. カナダさんのForeAthlete201-その1-
  2. 実験報告-その1-
  3. 実験報告-その2-
  4. 実験報告-その3-
  5. 実験報告-その4-
  6. 実走実験報告-Fa、Frペース表示 その1-
  7. 実走実験報告-Fa、Frペース表示 その2-
  8. 実走実験報告-Fa、Frペース表示 その3-
  9. 実験報告-時計がダメだ-
と実験、検証の結果及びその印象(感想)を述べてきた。

確かに現実問題として、二つ並べて見ればそれぞれのユニットが異なる値を表示しているし、同じところを走って来てもそれぞれのユニットの表示する「距離」、「(所要時間)時間」、「時刻(現在時刻)」が異なっていたりするので、理屈的には「容認し難い」事だ。

しかし、レース時や練習時の「目安」として役立たないものか?というと、そんなことは無いと思う。

Fore*01シリーズの精度は
  • 5~15m。
  • 標高の取得はあてにならない。
  • 水に弱い(生活防水というが、ほぼ濡らしたらダメ)。
というのは既知の事実だ。また、実験、検証でなんとなく分かったことは
  1. 時刻の取得自体怪しいことがある。
  2. 時計としては「クオーツ精度」はないみたい。
  3. ペースアラート(スピードアラート)をONにすると誤差が大となる傾向がある。
  4. 加速時、減速時の表示は怪しい。
という印象が得られた。

こうした特性(精度や傾向)を踏まえて、
  • ユニットの電源をONにするときは腕にしたままONにせず、天空の開けた場所で、地表あるいは車のボンネット等ユニットが移動しないところで衛星のキャッチを待ってから腕に装着する。
  • ペース(スピード)アラート機能はOFFにして使う。
  • ペースはユニットの表示を目視して行うが、瞬間瞬間で表示が異なることがあるので、瞬間瞬間の表示をあてにせず、頻度は多くなっても常にユニットの表示を目視で確認しつつ、自分の体内速度計とも照らし合わせ、ユニットの精度をも考慮して「目安」程度に現状を理解する。
など利用上の工夫は必要だろうと僕は思う。

僕はペースアラートはOFFにして、電源ONのときには動かない場所で衛星のキャッチを待ってから腕に装着する。
こうやっても、レース主催者発表の距離と違うことがあるし、同時に利用していたS610iと所用時間が異なることも多々ある。
そんなFore*01でも「役立たず」とは思ったことはない。今回の実験、検証から「あてにならないものだな」とは思っていてもレースや練習で使い続けると思う。

その程度の精度であっても指標として「数字」を表示してくれるFore*01は有用だと思う。

2008-04-16

実験報告-時計がダメだ-

実走実験報告-Fa、Frペース表示 その3-の冒頭に双方のユニットの時刻が一致している写真を掲載した。その時の時刻は10:52:44だった。

左写真は帰社して、LAPデータを確認しようとした時で、17:10:25ころ

FaFr
17:10:23
17:10:25
だ。時刻の一致を見てから約5時間後には双方の時刻にズレが生じている。いずれが間違っているのだろうか?

左写真はFr。PCの時刻をタイムサーバーから取得し後、「時計」を表示した。
写真の通りFrが3秒進んでいる。この結果からFaは1秒進んでいるものと推察される。

約5時間で(現場作業が終わったのはもっと遅い時間だけど)3秒(Faは1秒)もズレるのは「時計」としての本質的な機能がダメすぎる。

ユニット双方の時刻のズレ、実験終了後の所用時間のズレがなんとなく分かったような気がする出来事だ。

なぜ時刻(時計としての精度)が問題になるかのかについてはウィキペディアの「グローバル・ポジショニング・システム」が分かりやすい。もっとも衛星から時刻をしっかりと受信さえしていればなんの問題もないのだが....

このような時刻のズレがランニング中のペース表示になんらかの影響はあるかもしれないが、その度合いについては僕には分からない。

実走実験報告-Fa、Frのペース表示 その3-

仕事で街路調査することを良いことにFa、Frの実験を行って来た。

写真はスタート時の時刻確認の為撮影したもの。
いずれも同一時刻を取得していた。

仕事としては、午前の部、午後の部に分かれての現場調査なので、実験結果もそれに合わせて一覧表にしてみる。但し、ペーススムーシング機能は午前を「最高」、午後は「高」として設定した。


AM Fa Fr
1 00:08:53 00:09:11
2 00:08:03 00:08:20
3 00:07:13 00:07:02
4 00:08:51 00:08:34
5 00:09:17 00:07:52
6 00:09:52 00:08:15
7 00:09:52 00:10:53
8 00:08:17 00:07:47
9 00:07:30 00:08:10
10 00:07:07 00:06:06
11 00:06:29 00:09:15

01:31:28 01:31:29
Total Dis.(Km) 10.38 10.66
PM Fa Fr
1 00:12:20 00:11:42
2 00:08:22 00:08:17
3 00:09:56 00:09:57
4 00:07:52 00:07:39
5 00:09:33 00:09:49
6 00:09:18 00:09:33
7 00:07:14 00:07:22
8 00:07:46 00:07:45
9 00:09:11 00:09:04
10 00:04:15 00:04:40

01:25:52 01:25:52
Total Dis.(Km) 9.79 9.87
上記の通り、各計測値の開差は容認し難い結果が得られ、まったく期待はずれに終わった。
特に、午前のスムーシング機能を「最高」と設定した結果に効果が見られないのは残念に思う。

さて、過去の実験を振り返りつついよいよ結論を書かねばならないが、どう書いていいものやら...(滝汗)
とりあえず、本日の実験結果の報告をしておく。

実走実験報告-Fa、Frペース表示 その2-

昨夜の追試の結果。
左写真の通り、結果としては

TABLEFa
Fr
Time
1:38:50
1:38:50
距離
16.16km
16.22km
とという近似した結果が得られた。


詳細は各々ユニットから下表の取り出した。

Fa Fr
1 00:07:13 00:06:29
2 00:06:34 00:06:38
3 00:06:14 00:06:17
4 00:06:09 00:06:05
5 00:06:05 00:06:04
6 00:06:10 00:06:06
7 00:06:24 00:06:20
8 00:06:26 00:06:35
9 00:06:17 00:06:19
10 00:06:17 00:06:15
11 00:05:30 00:05:33
12 00:05:26 00:05:23
13 00:05:35 00:05:46
14 00:05:18 00:05:22
15 00:05:10 00:04:59
16 00:06:46 00:06:58
17 00:01:09 00:01:36

01:38:43 01:38:45
黄色は開差10秒以上のLAPである。道中、目視によりペース表示を確認したがそれぞれ異なる表示が多々あった。

また、スタート時の時刻あわせ?であるが、Frの方が約1秒早い時刻表示になっていた。写真を撮ったが日暮時の撮影の為、露出不足、手ぶれにより写真での確認ができない為、掲載を割愛する。

仕事上、街路調査を行う予定があるので、ユニットの設定「ペーススムーシング」を高(現在)から「最高」に設定して、同様の実験を行う。

2008-04-15

この時期になると...-物欲刺激される-

この時期(ウィンドブレーカーでは暑いような、ロンタイ・ロンシャツではこころもとないような)になるとジャージが欲しくなる。

そうだなぁ...ここ4年春になると必ず欲しくなる。
でも、買っていない。買わずに済んでいる。なので、いらないと思うんだけど...欲しくなる。

実走実験報告-Fa、Frペース表示 その1-

昨夜、今朝と実走しての実験を行った。
昨夜はFaの設定で「ペースアラート(スピードアラート)をON」にし、今朝の実験では「OFF」にして行った。
幾つか衝撃的な事実があるのだが、実験結果の概要としては走りながらの目視確認ではペースアラートをONにすると表示開差(Fa、Frの)は大きい(ような気がする)。

ペースアラートをONにした実験

LAP Fa Time Fr Time
1 6:59 7:04
2 5:37 5:39
3 6:02 6:11
4 7:13 7:14
5 7:26 7:03
6 7:26 7:14
7 6:24 6:29
8 0:07 0:15
Total Time 47:14:00 47:09:00
Total Dis. 7017m 7042m
走ったコースとしては信号待ちのある市街地をランダムにうろうろした。
延べ距離の25mの開差はFa、FrのGPSユニットの精度から許容範囲にあるものと思われるが、Total Timeの階差 8sec は容認できない。
Start、Stop時の操作手順としては、左腕にFa、右腕にFrを付け、Faをスタート、すぐさまFrをスタート。Stop時にはFaをストップ、続いてFrをストップさせている。この手順で8secはありえない数字と言える。(もっとも、正しく操作できていたのかは記憶が定かではない)

LAP毎のTimeについてみてみると、5LAP目に大きな階差(23sec)が見られるが、他は概ね許容範囲にあると思わざるを得まい。


ペースアラートOFFにした実験
LAP Fa Time Fr Time
1 6:44 6:42
2 5:55 5:54
3 5:39 5:37
4 5:44 5:39
5 5:34 5:30
6 5:22 5:28
7 5:19 5:14
8 0:17 0:28
Total Time 40:34:00 40:32:00
Total Dis. 7057m 7094m

走ったコースとしては信号待ちのない走路(片道3.5km(うち2.8kmは直線))を往復した。
直線走路を走行中のオートラップ機能のビープ音はほぼ同時に鳴っており、精度はかなり高いと思われたが、2.8km地点で一度左折、3.5km地点での折り返しからFaのビープ音が先行しはじめた。しかしながら、延べ距離で37mの開差はやはりFa、FrのGPSユニットの精度から許容範囲にあるものと思われる。また、上記同様にTotal Timeの階差が見られたがその差は2secである。 Start、Stop時の操作手順としては昨夜同様であるが、操作手順が正しく行えたことを確認したのでこの差を説明することができない。
GPSは衛星から時間情報をも取得するシステムであるので、スタート時にFa、Frが同時刻ならばこの差異が2secであってもやはり容認できるものではない。


左写真のFa、Frそれぞれのディスプレイ右上に現在時刻が表示されている。
上:Fr 10:11:28
下:Fa 10:11:25
3秒の差異が見られる。

これらGPSユニットの時刻保持のアルゴリズムについて詳細は不承知であるが、前回起動時に於ける時間を保持しているものと推察される。
そうだとすると、この3秒の差はいつ、どこで生じたのか問題になる。先にも触れたようにGPSは時刻情報も衛星からキャッチするから2つのユニットは同一時刻でなければならないのが理屈だ。


ひとつに仮説として
たとえ、スタート時における二つのユニットの時刻が違っていても、ユニットのスタート、ストップの方法が正しく行われていたとすればユニット間において「走行所用時間」が2秒もの差異を生じさせるには「走行時間」中に一方のGPSが間違った時間情報を受信、差異を生じさせたことになる。
といえる。

果たして、Fa、Frはスタートボタン押下後に時刻の再取得をするのだろうか?
これも僕の推測だが、位置情報を衛星との位置関係から取得して「距離」を把握するシステム構造上、時刻の取得も行われていると考えるのが妥当だろう。
そうだとすると、別の記事にも書いた通りペースは「時間」と「距離」との関係から表示される情報であるから「時間」(ペース計算時の「時刻」)のズレ(GPS的には時刻の補正?)は「ペース表示のズレ」にならざるを得ない。

とか、色々考えてみたが、どれも自分の知識では解決できる問題ではないみたい(笑)。
とりあえず、スタート直前の時刻が同時刻であることを確認してからスタート、ストップ直後には双方の時刻を確認してみる。という実践を踏まえてから「ペース表示の議論」をせざるを得ないと思う。

なので、また追試します。

2008-04-14

お買い物到着

先日発注していたお買い物が到着した。

ま、どうってことのない買い物なので特段の感想はないが、ウエストポーチにはパワージェルが3個、アスリートソルトの袋が入る。あとはナンバーカードを付けられれば想定どおりで問題なさそうだな。

どういう調整がいいのか

今、気が付いたがカナダさんに圧勝宣言をされてしまった。

確かに洞爺湖マラソンは当初のスケジュールに入っていなかったので微妙に間に合わない気がする。
間に合わないというのは自己記録を目指してガリガリ、ガツガツした走りができるほど「心肺機能」「足」を鍛える時間的がない(そういう練習スケジュールではない)という意味だ。

とは言え、圧勝されては困るので「そこそこ」仕上げなければならない。
5/3には良い具合に「第一回eRCとかちフル記録会in音更」がある。以前からどうしても試してみたかったことがあるので、当日はそれを試してみようと思っている。

一般的に30、35kmの壁というのが歴然とあって、その壁を越えてからが勝負というのがフルマラソンといわれている。
僕の少ない経験則からも、この一般論は正しいと思っている。
だからどうしても30km以降のペースダウンを前提に「前半貯金型」のレースプランにならざるを得ない。
現実に昨年の別海町パイロットマラソンの3時間48分18秒(5:25/km)という自己ベストは後半(35km以降)のどこかで最大6:00/kmかかることを前提に、25kmまでを5:10~5:15/kmペースで行った結果だと思っている。
しかし、今思うことは平均5:25/kmで走れるなら「最初からイーブンペース」で最後まで走れるのではないか?という単純な疑問だ。

イーブンペースで走れてこそ、それが実力だと言えると思うのだ。
この点、僕はどのレースでも後半に思っていた以上のペースダウンがあるので「いつも少々気に入らない」。(いや、それが実力ではあるので、結果は素直に受け止めているのだが)

5/3は記録会の後、温泉や食事会がまっているのでサブ4で走らないとオイテケボリにされる(笑)。
今の体調から察するにサブ4で走る自信はないのだが、走らねば寂しい思いをするのは僕自身なわけだ。
なので、どうしても5:45/kmのイーブンでフルを走る切ることができるのか試さねばならない。つまり、別海の時よりも30秒/km遅いペースを序盤に課すのだ。(6:00/kmなのか5:45なのか5:30なのか迷ってはいるのだが...)

僕はゆっくり走ったからって30や40kmを走るのは簡単ではない。と思っていた。
ところが、先日の茅沼温泉LSDでは「安定的なゆっくり走」の為、思いのほか(ビックリするほど)余裕が残っていた。いつもより4kmも長い距離なのに。体への負荷はペースの安定度に依存するのではないだろうか?
こういう長丁場は練習ではほぼ走れないので、フル記録会をつかって試してみようと思う。

実験報告-その4-

一応、今朝の実験をもって車載実験を完了する。
一昨日まで「スピードアラート(ペースアラート)をOFF」した状態で顕著な差異が見られなかったので、今朝はFaの方だけ「スピードアラート(ペースアラート)」を「ON」にして行った。
一覧表を作成するのが面倒なので、過去の実験結果同様ランダムに撮影した写真をアルバムに掲載する。

1~3枚目までは特異な差異は見られないが、4枚目の677m地点Fa 1:51、Fr 2:21と大きく異なったペースが表示された。また、5枚目の960m地点Fa 1:54、Fr 2:04。同様なケースは15枚目、16~18枚目にも見られた。

今朝の延べ走行距離の差異は今までの実験中もっとも少なく接近した数値が得られた。
実験中気が付いた傾向としては「加速時」および「減速時」におけるペース表示の差異が「大」となる傾向があるように思う。また、Faは信号待ち(完全停止時)であっても「-:-/km」(停止を意味する)と表示されなかったケースがあった。

過去の実験結果を踏まえて、車載実験における結論としては
「ペースアラート」機能をONにした場合のペース表示に疑問がある。
特に、加速時、減速時を含め、その前後のペース表示に問題がある。(ただし、ペースが安定している区間は特異な差異は見られなかった。)
尚、原因については不承知。


さて、僕の体調も復活しつつあるので今晩もしくは明日以降にランニング時における実験を行う。車載実験の結果を踏まえて、
ペースアラートのON/OFF時による挙動(ペース表示)の相違
についてを主眼においた観察を行いたい。

2008-04-12

ヨムマラソン 42.195kmの脳内活劇-吉田誠一著-


読後スッキリする本だった。(上記イメージをクリックすると楽天ブックスから注文できます。)

ランニング暦約5年のサッカー記者のベルリンマラソン、ネス湖マラソンの「完走記」が中心になっている。
筆者はマラソンをまだ走ったことの無い人にランナーの世界の一端でも世間に伝えようと書いたらしいが、この本でそれが伝えられるかどうかはかなり疑問だ(笑)。
でも、ランナーならこの本に書かれていることの一々に合点がいくに違いない。

筆者は45歳、いわゆるサブ3.5ランナーだ。
今流行りの「楽しむマラソン」ではなく、いつも明確な目標タイムがあり、自己記録更新を狙うストイックにマラソンに取り組んでいる様子に結果はどうであれサバサバしていて僕には好感が持てる。

ベルリンは失敗レースであり、ネス湖マラソンはベルリンの失敗があればこその成功レースだった。
レース中に筆者はなにを考え、どう行動したか、失敗レースも成功レースもランナーなら

「そうそう、そうなっちゃうよね。」
「ああ、そうなんだ。そこを我慢しないとね。」
「そうか、だから俺はダメだったんだ。」
「そうそう、俺もそうやって自己記録が更新できたんだよ。」
など自分目線で読める。

全体的には一般的にブログで公開されている「完走記」風で平易に書かれていて読みやすい。なにより、レースの進捗過程が書かれているので一気に読める。

この本の中から僕のお気に入りの一節をメモしておく。
言うまでもなく、これは遊びの一つだが、本気度を高めないと楽しめない種類の遊びなので、「これは遊びである」という意識は心の底にうずめる。
もうひとつ
"Keep going,keep going"と唱える。ただし、恥ずかしいので声には出さない。心の中で念仏を唱えながら、粘る。しぶとく付いていく。「青春だぞ、これは」と思う。「とてつもない青春だぞ、これは」と思う。
わが意を得たり!

「★★★★★」

お買い物-洞爺湖マラソンの準備-

ちょっと早かったかもしれないが欠品があると気持ちが落ち着かなくなるので、洞爺湖マラソンの為に下記のお買い物をしておいた。(下記、写真をクリックすると僕の購入したランニングショップフットワークのページが開き、お買い物ができるようになっています。意図されない方もいらっしゃると思いますのでご注意ください)

商品
コメント


アスリートソルト(詰め替え用)。
ケース入りもあるのだが、走っている最中に揺られてケース内で割れることがあるようだ。なので、僕はこのジップ袋入りの方が良いと思っている。
ケースよりも密封性が高く(と思う)、タブレットが湿らない(と思う)。


パワージェル。
この手のものはカーボショッツとかいろいろあるけれど別海町パイロットマラソンの時にパワージェルにしたので、こんかいもこれを調達。一応、レモンライムフレーバーにした。
アルミ製のパッケージなのだが、僕は自慢じゃないが銀歯が多く、摂取時に袋が銀歯に触れると「ピリっ」と来る。違うパッケージに入ったものが良かったかな?とちょっぴり心配。


NBのランニングキャップ。
別のメーカーの黒のキャップは持っているが、夏仕様に白で後頭部も日照から保護できるものを調達した。



アシックスランニングウエストポーチS。
フラットタイプのもの。アジャストゴムが付いているのでフィット性が良いらしい。レース時に中にパワージェルを入れようと思っている。
また、ベルト部にナンバーをつけて「ナンバーホルダーベルト」のように使えるのではないか?と想像している。(eRCとかちフル記録会で試してみようと思っている)

ちなみにアシックスのロングタイツの内股部分が擦れて弱くなっているところから破れてしまった。僕の豊満なうちもものがあらわになってくる様子を見ながら「まりも羊羹」みたいと思ったのは秘密だ。
ロングタイツはユニクロのものがあと2着あるので、後継機を調達する予定はない。

実験報告-その3-

昨日の朝と同じ実験。

機器設定は

GPS自動タイマーポーズ
オートラップ
ペースアラート
ペーススムーシング
Fa201
OFF
OFF
OFF

Fr201
OFF
ON
OFF


  • 両者の目的地到着時の距離相違はFr201が60mほど長かった。(まぁ、グロスとしては許容範囲内だな)
  • 昨日見られた停止時にペースが表示されることはなかった。
  • ちらちら見た感じでは両者のペース表示に驚くべき相違は発見できなかった(多少の相違はある)
途中、走行中ランダムに写真を撮影したが、両者のペース表示に驚く差は撮影されていなかった。

今後の実験については、工場出荷時状態に戻したときFaのオートLAP機能を有効にするのを忘れていたため、これをONにして設定をFrと同一にし、帰宅時に同様の実験(写真撮影)を実施する。

車を使っての実験は今日の午後をもって最後とし、明日以降は実走(ラン)で今までと同様の実験を行ってみる。(風邪をひいたみたいなので体調と相談しながら実施します)
-追記-
午後からの実験については、上記と同様の実験を行いつつFa、Frの画面をランダムで写真撮影した。
結果を一見したが、判読不能の写真もあるものの加工処理によって判読できた写真もあった。結果的には午前中同様に特筆すべきペース表示の差異は見られないものと判断される。尚、写真アルバムは公開しているので興味のある方は加工の上、検証いただきたい。

2008-04-11

実験報告-その2-

Faのペースアラートのみを「OFF」にして、Frと同じ設定にした状態で追試。(履歴は削除していない。)


一応、距離の指標としてFa、Frのいずれが正しいのかを検証する手段として「車のトリップメータ?」を使った(0リセット)。

車のメータ = 35.9km
Faのメータ = 36.1km
Frのメータ = 35.8km
(ちょっと見え辛いが)

得られた結果は、いずれも目くじらを立てるような大きな違いとは思えない。許容範囲の誤差にあると考える。
これだけ見ると一体なにが問題だったのか?ということになる。

思い返せば、実験報告-その1-にちらっと書いたが「ペース表示の不安定」が問題になるな。
ランナーはそれなりのペース感覚が身についている。ありえないペースを示すなどペース表示の信頼性に疑問があればランナーは「指標を失う」ことになり容認できない。

Faは今朝の実験でペース表示がくるくる変わり信頼性に乏しい状況を露呈した。
午後からはペースアラートをOFFにして実験したが、逐一FaとFrを見ていたわけではないので朝のペース表示の乱高下が再現していたか確認できていない。

今後(明日以降)の実験では
  • 履歴の削除
  • マスターリセット
  • ファームウエアの上書き
を行った上で追試しよう。

ということで、早速ファームウエアの上書きをしてみた。
ダウンロードして得られたReadme.txtを読んでビックリ!した。以下、抜粋
--------------------------------------------
Ver2.10からVer3.02での変更点

・スピードアラートに関連するバグフィックス

--------------------------------------------
とある。
前のバージョンまでスピードアラート関係に問題があったようだ。ひょっとすると、まだなにかあるかもなぁ...
ま、それはそれとして「Ver3.02」を上書きしておく。(作業の締めくくりは念のためのマスターリセットを行っておく)

一応、今日の帰りと明日の出社時にLogを取ってみるかな

実験報告-その1-

昨夜妄想した実験方法について、今日は雨なので自分で走るのは止めて、Fa及びFrを車載して実験。
コースは自宅から会社までの約5kmで行う。


Mioの車載スタンドを流用して写真の通り配置してみた。
左Fa(カナダさんからの拝借物)、右Frである。


こんな感じの雰囲気になる。


約4.7km地点
Faの数値は4.74m、Frの数値は4.73m。
微妙に違いが出ているが許容誤差の範囲だ。

道中、ペースについてチラチラ見ていたが特異な相違は見られなかった。
但し、信号待ちからスタートするとFaの距離の進行が早くなるという傾向は確かにあったように思われる。


5.4km地点。
Fa、Frとも同じ数値を表示。
やはり4.7km地点の差異は誤差だった(GPS精度による)のだろう。
ちらちら見ていた程度で写真も撮影できず確かな証拠はないがFaは停止(信号待ち)している時ででもペース表示することがあった。また、Faのペース表示は不安定なことが多く、一定速度で走っている場合でも30秒程度乱高下することもあった。


会社に到着してFa(左)、Fr(右)のSTOPボタンを押したつもりでいたのだがFr(右)のストップボタンの押下が不十分だったらしく、所要時間はFrが長くなっているが、車は停止している状態なので「実際走行距離」はFa、Frとも同じでなければならないハズだ。

ところがFaの方が約100m走行距離が長い(左写真をクリックすると写真は拡大されます)。
上記写真から500m程度しか進んでいないのに100mの差異は異常といえる。

と、単純に比較を行ってみたが、ここで重要なことに気が付く。
FaとFrの設定は同じになっているのだろうか?
Fa、Frはソフトフィルタリングかけて異常値を平均化する機能があって、フィルタリングの設定が「最高、高、低、最低」の4段階から設定している。

下Fa(高)、上Fr(More:Faの高相当)となっている。
FaとFrのソフトフィルタリング精度の違いは分からないが、ほぼ同等のフィルタリングが行われているものと思われる。

尚、Faにはペースアラートが設定されていたので、これを解除しておく。


さて、ラスト500mで100mの誤差が生じてしまったのには少なからず衝撃を受けたが、Logを取り込み詳細を見るしかあるまい。

今日は雨ではあるが、昨日と同じ作業の為に現場に行く。
今日は履歴を削除せず、Fa、Frを並べて車載してLog取りに専念してみよう。

2008-04-10

カナダさんのForeAthlete201-その1-

カナダさんのForeAthlete201(以下単にFaと書く)の調子が良くないのは知っていた。

昨年の別海町パイロットマラソンの時にかなりペースを気になさっているようで、聞けば症状としては「Faのペース表示があてにならない」とのことであった。

で、先のレース中の出来事について思い出してみると

「走行中に表示されるペース(リアルタイム表示のペース)」が怪しい。
ということだ。

あまりの調子の悪さに業を煮やしたのかFa205を購入したカナダさんからFa201を貸していただいた。
目的は、
  • どういう風に誤表示となるのか
  • 本当に故障なのか(ファームウエアが古いんじゃないのか?)
という単なる興味心からだ。
僕にはそっちの知識は無いので、バラしたところでなにが分かるってものでもないから、僕の持っているFr201と比較してその相違を確かめるという程度のものだ。

真っ先に疑ったのはファームウエアが古い?だったが、確認したところ日本語版3.02なので最新のものだった。

そこで実機を使っての比較作業になるが
  1. 送付されてきたままの状態で左にFr201、右にFa201を腕につけ走ってみる。
  2. 時々、表示されているペースを確認する。
  3. 走り終わった後、Logデータを比較してみる。
という「そのままの状態」での比較だな。

今日できることはここまでかな?と思ったのだが「履歴」を見てみるとスゴイ数の履歴が残っている。こういうものが残っているのってあまり良くなかったような気がするなぁ...(調べてみたら去年の7/9のデータから残っていますね:笑)
履歴合計
距離 2235km
タイム 182:14:36
そういえば、去年の別海の記録があるのでは?もし、あったら「3」ができるな。と思い探してみたらありました(あるというのは嬉しかったのだが、これはいかがなものかと...)。僕のデータも手元にあるので並べてみると、下記の通りになる。25kmまでは並んで走っていたので、これ(Logデータも)は明らかにおかしい。

カナダ たしろ
5 00:25:34 00:25:59.90
10 00:51:20 00:51:46.50
15 01:17:18 01:17:42.60
20 01:43:40 01:44:09.20
25 02:09:56 02:10:26.60
30 02:37:58 02:37:21.80
35 03:10:05 03:05:31.40
40 03:43:21 03:35:05.80
そういえば、僕のFrよりも早くLapを刻むブザーが鳴っていたよな。
で、FaかFrかどちらの情報が正しいのか?ということになるのだが、別海町パイロットマラソンの距離表示とFrのLapが一致していた。ということからFrの方が信頼性は高いと判断。

ペースは距離と時間の関係であるが、Faの場合「距離」に問題があり、ペースの表示にも影響していると考えられる。
Faは最初の5kmまでに約26秒分の距離把握に誤りがあるが、その後その差が比例的に増加していないことから「スタートボタン」を押してから5km以内問題が生じていると考えられる。
25km地点までは併走していたのが25km地点では差が30秒に拡大しているが、5km以降は5kmごとに約1秒Faが先行するという差だから問題把握の単純化の為、考慮外としておく。
以上から実験を行った場合、5kmほど走れば顕著な違いが発覚するはずである。
5km走を行いつつ、上記「1」「2」を試してみようと思う。

以上の実験が終了後、
  • 履歴の削除
  • Faのマスターリセット
を行い、同様の実験を行う。

さらに相違が確認された場合は
  • ファームウエアのバージョンアップ(実質同じものを上書き)し、
  • 上記、1~2
の実験を行うが、改善されてもされなくても結果をカナダさんにご連絡し、Faを送付いたします。

仕事にならん!(むしろ練習にならん!)

「ランDe街路調査」をして見た。表題の通り、仕事になりません(大笑)。

午前中試してみて効率が悪いと感じたので、午後から少し方法を変えてみましたが状況は改善されません。
紙資料を厳選して持ち出し、紙として持たなかった資料はPDFファイル、Jpegファイルにして、またエクセルのファイルもPDAに入れて出発したのですが、資料の一見性が悪く非常に効率が悪く仕事になりませんでした。

また、ランの練習としては、次の調査ポイントまでの距離が思ったよりも短い(近い)ので疑問が残ります。

一応、3時間ほどで17kmを走り調査しましたが、明日からは従来通り車を使った方法でやります。
車を使っても移動効率は悪いのですが、車の場合「どっさり資料を車載」できるので調査の精度が高いと思えます。
面白い企画だったのに、仕事にならないのでは止むを得ませんね。

2008-04-09

街路調査

いよいよ街路調査だ。
ザックリと仕事の概要としては、調査対象となる「町」全域の道路を一筆書きのように一路線、一路線をまわり

  • 幅員
  • 舗装状況
  • 歩道敷設状況
  • 街路樹敷設状況
  • 道路高低差
  • 道路傾斜
  • その他道路に関する情報
を調べる作業。
15年以上も前から継続して行っている調査であり、調べると言っても3年前のデータがあるので、そのデータの点検という色合いの強い作業だ。

今回はこの作業をランでやってみようと思う。
仕事に必要な道具は
  • 基礎となる前回のデータ図面(紙)
  • デジタルメジャー(幅員計測用)
  • デジカメ(現場写真用)
  • 調査結果を記入すべく筆記道具(4色ペン、シャープ)
が必須、片手に図面、もう一方にデジタルメジャーを持ち、ウエストポーチにデジカメとペンを入れて走り回ることになるのかな?
ということで、明日からの現場作業のために図面を分割図で印刷して準備中。

どれくらいの距離を走りまわることになるのかFr201も装備して行こう。そうすれば点検漏れした場所も分かるな。
正直、デジタルメジャーって結構重いというか、持ち運びに不便なんだよな。まぁ、仕事で走らせてもらえるのだから贅沢は言えんな(笑)。

2008-04-08

靴が軟らかいと感じる

カーボンシートチューンを施したGT-2100をローテーションの中心にして練習に使っている。(大体のところ2日に一度の割合で使っている。)

当然、カーボンシートチューンをしていない靴を使うこともあるワケだが、最近「軟らかい」と感じている。
練習で使うカーボンシートチューンをしていない靴は全部で3足あってGT-2130 Slim、GT-2100、NB M800Aとなる。
これ等を履くと「軟らかい」と感じる。(M800Aはちょっと違う意味で固さは感じる)

カーボンシートチューンに慣れてしまったせいか単に軟らかいと感じるだけでなく、ちょっと違和感を感じるようになって来た。
「 軟らかい >> グラつくような感じ >> 不安定」
と感じるのだ。

不安定な状態はいかがなものかと思いシューズマスターにメールで質問してみた。

さてシューズが柔らかく感じてることですが、全く心配ございません。

正常です。

柔らかいシューズを柔らかいと感じない方が問題です。
とのお答えであった。

結局のところ、目的にあったシューズ(カーボンシートチューンの有り無しも含めて)を選んでトレーニングせよ!ということだ。

カーボンシートチューンについて少々誤解していたことがあるのでメモしておく。
本来、カーボンシートはシューズマスターの施されていた「インソールチューン」のひとつのパーツでしかない。
メールを拝見する限り「インソールチューン」そのものは対処療法的なインソールではなく、ユーザー自身のバランス感覚を刺激して、結果としてボディーバランスを正しい方向へ誘導しようというもののようだ(メールを読んでも難しいし、至らぬ理解で書いてここの読者はもちろん、シューズマスターに迷惑をかけて困るので割愛する)。興味のある方はシューズマスターの「インソール・チューニング解禁します」をご一読の上、問い合わせてみてはいかがだろうか。

それはともかく、僕はインソールチューニングをする経済的な余裕がないので、もういっちょ「カーボンシート」を導入すべきか悩んでみることにしようと思う。

サブ3.5について考えたこと

先日の茅沼温泉LSDの時にスコップさんが「サブ3.5といってら、5分/kmでしょ。6分/kmかかることがあれば4分/kmで走れないとねぇ...」というようなことを言っていた。

これを聞いて、
40km以降、6分/kmかかる僕としては、ああ4分/kmで2kmは走れないと無理な計算になるんだ。
と思った。というか、思った「だけ」だった。

昨夜から、スコップさんの言葉が脳裏をよぎる。
そういえば、僕は4分/kmで2kmどころか1kmだって走れやしない。

そんな僕でもサブ3.5が達成する可能性はなくもない。上記の例はは38kmを5分/kmで走った場合で、現実的には前半に僅かながらも「貯金する」というのがオーソドックスな攻略法になる。(ま、計算上の話になるんだが)
一般的にはスタートから30kmは4分50秒/kmペースで行き、あとは5分21秒/kmで死ぬほど粘れ!
ということになるんだろうな。
これを僕に当てはめて具体的にあらわすと「去年の僕の釧路湿原マラソン(2時間27分)を上回るペースで30km地点に到達し、残りを5分21秒/kmで死ぬほど粘れ!」という戦略だ。
そもそも、去年の釧路湿原マラソンのラスト5kmは5分半/kmかかっている。確かに去年より長距離に対する耐性を付ける為の練習をしているが「フツーに無理」な話だ。

ただ、スコップさんのおっしゃった意味は「6分/kmまで落ちるなら、4分/kmで走れる力がないと挽回のしようがない」ということで、サブ3.5達成の為の要件ではないと思う。

僕は去年の別海町パイロットマラソンの反省から6分/kmまで落ちない力を付けたいと思って練習してきた。
ここではあくまで仮定の話になるが落ち込みを5分45秒/kmすることに成功していたとしよう。僕の5km走のベストラップは4分26秒/km(ししゃも駅伝4.4kmから5km換算)だ。約5分6秒/kmを中心値に±40秒の範囲。これなら理論上5分45秒になっても挽回の可能性はある(ただ、ラスト2kmで4分26秒/kmで走れるとは思っていないけど)。

約5分6秒/kmで完走できれば3:35:00だ。現実的な目標といえるだろうか?と、去年の別海町パイロットマラソンでの実績から思うのだが、僕は今まで去年の僕を越えるために練習している。これくらいの目標が丁度良いに違いない。

そういえば鬼さんはもっと示唆に富んだ話をしていた5分10秒/kmで良い。というのだ。
ここにどういうカラクリがあるのか聞き損ねたが、想像するに5分10秒を上回ることがない走力が身に付けば部分的に5分/kmを切っている区間があるハズなので結果としてサブ3.5に近づける。という意味なのだろうか?今度、膝突き合わせて子一時間レクチャーしていただこうと思う。

総合すると、5分10秒/kmで3:40:00切りを狙うという具合に軽くひよってしまう気弱な48歳。

もうちょっと我慢?

4/2に発注していたS610iのベルトが到着していた。

写真の通り(ちょっと暗いのだが)S610iのベルト本体の亀裂も大きくなり速攻交換しようかな?とおもったが、もう少し我慢してみる。

あと1ヶ月くらいもたないかな?(もたないだろうな)

2008-04-06

試練の道-茅沼温泉LSD-

今日はお約束の茅沼温泉LSDだ。もし、このLSDが30kmなら行かなかったと思う。30kmなら走れているからだ(先週は歩いたけど:苦笑)

30km超を走るのは僕にはとても難しい。どうしても、30kmで良いだろうという甘えがある。もう一歩遠いところへ踏み出すには他人の力を借りるしかないと思っていた。
丁度良い具合に茅沼温泉LSDの案内をKMCのブログで発見、速攻参加を表明しておいた。

ということで、5時に起床。昨夜から作っておいた「おにぎり」を食べながなら新聞に目を通し、コーヒーをいつもの通り2杯ほどいただく。
着替えは済ませてある。車に乗ろうとしたら写真の有様。
昼間は暖かくても朝夕は冷え込み、車のフロントガラスはシバレるのだ。

釧路に向かう国道は濃霧。視界は200m程度か。昔の釧路空港なら飛行機の発着は無理。
左は先日セットしておいた釧路市貝塚まで案内してくれるMio(カーナビ)。

大楽毛のあたりから国道の付け替えがあって古い地図を搭載しているMioには荷が重かったかも。それでも「行き」は良い案内だったと思うが、帰りの案内はいただけない。単に国道38号線をトレースする案内だった。(地元の人はそんな道順じゃ走らんのだよ。どうも最短ルートの検索をしないような気がする)

浦幌を過ぎると「晴天」だった。
写真は集合場所の「JR東釧路駅」。07:45ころに到着してしまう。

08:00約束どおりスコップさんが荷物の受け渡しのために到着。
いろいろな世間話をするうちに08:30のアーリースタートの時刻を過ぎてしまった(笑)。スコップさんの話術にハマったとも言う。

ということで、皆さんと一緒に09:00スタートすることにした。

スタートして10km地点手前のリトルリーグの坂。例のコンダラの坂はこの次だ。まだまだ余裕の表情がある。

多分この地点で8分/kmだろう。鬼さんは平地で7分半~45/kmのペースでキッチリとペースメイクしてくれる。

くさかさんは上りになると「はぁー、はぁー」と苦しそうな感じを見せるのだが「大丈夫です」と気丈な返事。
確かに呼吸の割りには余裕があります。

JBL級の坂のほぼ頂上付近から上ってきた下界を眺める。

この坂でも鬼さんのペースは一定(7分半/kmくらい)だが、僕の方が勝手に遅れて行く。上りの走りに違いをまざまざと見せられた。
下りでは、惰力で僕が追いついてしまうのだが鬼さんのペースは一定。僕は上り、下りの走りが下手糞なんだと思った。

もっと、効率の良い走りがあるように思う。僕とくさかさんは下りになると路上の小石を蹴ってしまうが、鬼さんやスコップさんはそんな所作は見せない。
足の上がり方(運び方?)が絶対僕やくさかさんと違うと思う。

塩抜きの鬼さん。
なぜか、「醤油が好き」という話になる。塩さんまにも醤油をかける。なので、普段摂取した余分な塩分を排出するという鬼さん。

どうしていつもランナーらしくない話題が爆発するんだろうか(とても面白い)。

鬼さんの後ろを観察しながら走る。LSDということだからだろうか、どこにどういう具合に力がはいっているのか分からなかった。

20km過ぎでの給食地点。バナナを食う。
小問題を解決したり、ちょっとレストタイム。このころから雨がポツポツと...
ここから先は一旦下りとなり、塘路湖畔に向かう。湖畔に付くころには本降りの雨。僕らの走っている北側、南側は明るい空。僕らは雨雲を連れて走っているような感じ。

スコップさんは小問題解決やふくらはぎの痙攣対策、背後からの車の状況、距離に対する不安の大きな僕とくさかさんの背後に回りサポートするなど大忙し。


最大の峠を越えてから小規模な山、ごくわずかな山を上り到着。
僕はペースが遅くても30km以上を走るのは容易ではないと思っていたが、一定のペースならば肉体にかける負担は少ないようだ。
ここに到着しても元気で、もうちょっと走れる気がした。余裕ってやつがあったのだと思う。

僕は週一回の割合で30km走をしているが、これほど楽だったのは初めてだ。ペースを一定に保つというのは僕一人では全然無理で、心拍数的に上りは上がるし、下りは下がらないというのでは疲れてしまうんだろうな。
やはり走力のある人に一定のペースを刻んでもらった賜物だろうと、ペース保持の重要性を感じた次第。
(KMCに掲載されている記事「34km茅沼温泉へLSD」とあわせてご覧いただくと面白いかもです)

この後、温泉に入ったワケだが、十勝の泉質と違うので少々戸惑う。
ここの温泉はしょっぱいのだが、最初は自分の口の周り(顔等)についた汗でしょっぱく感じるのだろうと勝手に思い込んでいた。入る前に能書きを読んでおくべきだったかな。
それにしても、ここの温泉は個人的に好きだったりする。なんと言っても「熱めの浴槽(43~45℃)」があるのだ。僕は熱めの湯が好きで、これを我慢しながら「あ”~、極楽」と言いつつ浸かっているのが大好きだ。
それにしても、ここの温泉は本当にあったまるな。途中雨に降られたせいもあって体が冷え切っていた感じだったのだが、芯から暖まった。

で、湯から上り、レストランで「野菜入り味噌ラーメン」をみんなでいただく。(「いつも、これになる」とスコップさんが言っていた。)
あ、水は二人にひとつもらったピッチャーを2度おかわりしたのは言うまでもない:笑。

いろいろと勉強になったLSDだった。
ペースは需要だな。一人で走っていたら後半は帰りたい一心でもっとペースは上がっていたろう。そうなると余裕があるんだか、ないんだか分からないよね。
昨年の11月から継続して続けたことがなんとなくだけど「良かったかもしんない」と思った。

それにしてもくさかさんの根性は凄いな。10km、ハーフのタイムを聞いて速い!とは思っていたがフルはまだ4時間切れていないとのこと。普段、こんなに距離は走らないだろうに呼吸は苦しそうに思えた中、最後までキッチリ付いてきたものね。これは洞爺湖マラソンで3時間40分もあるぞ。

ということで、ラーメンを食べてスコップさんの奥様の運転で釧路に戻って来た。4時間以上かけて行ったところから、ものの30分程度で戻ってくるという現実にちょっとばかり驚かされておく。
それにしても道東の女性は車の運転が上手いかもしれない。と、根拠のあるようなないようなことを思ってしまった。

午前5時から出発して、帰宅したのは午後6時ちょい過ぎ。13時間も一日を楽しく過ごしてまいりました。
最後になりましたが、発起人のスコップさんには「楽しい企画をありがとうございます。」とお礼を申し上げます。

さて、5月3日には「eRCとかちフル記録会in音更」が企画されています。記録会というと「ガシガシ攻めるぜ」のイメージがなくもないですが、洞爺湖マラソンへの手ごたえの確認等自分の目標をもってご参加いただければ良いのではないかな?と思います。お気軽にご参加ください。
(僕はフルマラソンを4時間で走って「余裕度チェック」にしたいと思っています。)