-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-07-31

200708の目標

僕は道マラには参戦しない。目指すは別海パイロットマラソン。

8月というのは休みも多いし、息子や娘、友人知人が帰省するのでなかなか練習時間の確保が難しいし、墓参りにあちこちに行きおいしいご馳走も振舞ってくれるので体重管理も難しい。(おいしいものを沢山用意してくれる人の前でこちらの都合で食べないのは「野暮」ってもんだ)

なので、地味かもしれないが

  • いつでも
  • どこでも
  • 短時間でも
出来ることを計画しておかないと「なにもしない」で8月が終わってしまう。かと言って、単にJogしていれば良いということもない。

200707の反省にも書いたが42.195kmの距離への不安がある以上35km超あるいは4時間LSD(僕の場合35km以上走れば自然とLSDになるのだが)を月初にやっておきたいと思う。

30kmからは腹筋・背筋が強くないとダメだ。体幹をしっかりとさせる運動(筋トレ)も隙間時間を利用して強化しておきたい。

あとは体重管理も重要だな。鬼さんのように命がけの減量をするつもりはないけど、今の体重は無駄に多い過ぎる。67kgくらいまでは普通に落としておけ!最大酸素摂取量の効率化になる。

効率化と言えば、今の体資源を無駄に消費しないフォームというのも重要だな。幸いなことにS藤さんからいただいた連続写真(動画)もあるので真剣に分析して(不幸なことに素人の自分が分析して有用か?というか、僕はあれを観て自分のフォームの改善点がわかるのか?:苦笑)改善に努力してみるか。

先生!ということで、次の約束をしますので「お盆休み」の補習は勘弁してください。
  • 早期に
    • (8/4 or 8/5)に35km走を実施します。
    • フォーム分析をして、改善点を探します。
  • いつでも、どこでも
    • 腹筋、背筋運動を一生懸命します。
    • フォームの改善点の注意を普段の歩きの中で実践します。
    • 階段は1段飛ばし(?)で股関節の稼動域の拡大を目指します。
  • 普段は
    • 5~10kmを中心にフォームの改善点に注意したJogをします。
    • W.Sも適宜混ぜ体にスピード刺激を入れます。
  • 8月後半にLSD、30km走をしようと思います。
  • 食生活に注意して、減量します。
  • 「疲労、怪我」に最新の注意を払います。
去年の8月は300km近く走れていたが、今年はスケジュール目白押し。朝ランも上手に使っていかないとだめだな。

200707の反省

時間が出来たので恒例の一人反省会をしておく。今月の目標にあげたことは後段にまとめておいた。

総合評価としては「58点」。よってお盆休みは補習です(笑)。
下記の項目別配点の通り

後段の
項目番号
点数
寸評


全くできていませんでした。

60
30km走は少ないけど、20km超の回数が多かったです。

100
ありていに言えば「普段さぼり過ぎ」です。

100
練習の後には積極的にW.Sを実施していました。


35km走に挑戦しようという意欲が感じられませんでした。

50
レース前日に不摂生極まりない行動をしました。
釧路湿原マラソンの結果
100
目標を達成したので満点です。
合計
410/700
58点。


10月の別海パイロットマラソン。今月からこのレースに向けての練習を本格化させたい。
今月の実質的な練習としては

  1. 腹筋、背筋運動の回数を倍増させよう
  2. LSD、30km走を週一でスケジュール化(経験上、25km走れても、フルマラソンの練習としてあまり意味がないと思う。)
  3. 普段のJogはあまり距離を求めなくてもいいかな?
  4. W.Sも忘れずに取り入れ、速度的な刺激も入れておく
  5. 距離で35kmを1度は走っておきたい。
  6. そして、なにより「疲労、怪我」に最新の注意を払う。
まだ、涼しい7月のうちに距離に対する不安を払拭するような練習をしておきたい。
そういえば、今月の末には釧路湿原マラソン(30km)がある。今のハーフのスピード(5分/km)で30kmを走り切れればいいなぁ(と希望)

さて、点数による評価は評価として、別海パイロットマラソンまで丸2ヶ月。十分な時間があるようにも思えるが実際には「あっ」という間だろう。

釧路湿原マラソンで30kmを5分/kmペースで走れることは判った。しかし、ゴール後の余力の無さから察するに今のままではこのペースでフルマラソンは無理だと思う。そればかりか、42.195kmの距離に対する不安は払拭できていない。練習で35km走っておけば良かったなぁ...と、しみじみ思う。

ランニングフォーム


先日の釧路湿原マラソンのゴール前の連続写真を釧路在住のS藤さんに頂戴した。
彼はかなりのイケメンなのに暇らしく(笑)去年も応援に来てくれて写真を撮ってくれた。(今年はてっきり彼女とデートだろうか?と思っていたが彼女いませんか?まぁ、その方が写真も撮ってくれるので僕はありがたいんだけど:笑)
彼は写真をtgzで固めて送ってくれる濃い人でもあるが、なにはともあれこの写真は大変嬉しいです。ありがとうございます。

で、頂戴したjpgの連続写真をImagemagickを使ってアニメGIFにして、それからAVIにするという作業をして出来たのが上の動画。(元の写真集はこちら)

こんなまどろっこしいことをしなくてもGiamというツールを使えば一発で動画にできるんだけど。
自分のフォームらしきものを見るのは初めてだけど、もう少し前傾していると思っていたら、案外そっくり返って走っているな。
と、動画をアップする方法を忘れたので色々調べてアップした。どんな感じに見えるのだろうか?とりあえず記事をアップして自分で観てみよう。
うむぅ...、こんなもんかもしれないなぁ...(たぶん僕じゃない?)
まだ客観的批判的に自分の姿を観る事ができません(汗)。

2007-07-30

第35回釧路湿原マラソン-心拍数による去年との比較-

左グラフは去年の釧路湿原マラソンの心拍数推移グラフに今年の推移グラフを重ねてみたもの。
グラフ上「オレンジ」が去年のもので、「ピンク」が今年のものだ。
横軸にはゴールまで時間がとられているが、去年の2時間36分なにがしに重ねているので両者を時間で比較することはできない。

緑でかこったグラフの変化が面白い。去年と今年が同じ山状になっているのがわかる。たぶん、コース上にこういう上り下りの場所があったんじゃないだろうか?
そういう風に見ると緑丸の右側にも山の大小の違いこそあれ、形状として似ている箇所が何箇所もあり、僕の心臓は起伏に正直なことが判った。

水色の丸で囲ったあたりがカナダさんとの併走区間だと思う。
丁度、○で囲った左端あたりから今年の心拍数が去年と同水準まで低下していることが一目でわかる。去年はこのあたりから著しい心拍数の低下が見られるから今回のレースのポイントは「ここが山場(頑張りどころ)だ」と言える。
もし、ここでカナダさんと併走できなかったら...と考えると、ここでカナダさんと併走できたことは単なる偶然だろうか?と考えてしまう。
いや、単なる偶然でもいいのだが、結果としてここが今回の「神の見えざる手」によるものだったと感謝したい。

JogNoteやブログの記事で「カナダさんと併走できた」ことについて書きまくっているが、その理由は単なる社交辞令なんかではなく、上記のようなデータ的に符号する背景もあるんだなぁ...と思った次第。

また、ブログの記事にコメントいただいたかくてさんの予言?は見事に符号していることにもビックリした。

当日の天候も最適のようですし、参加人数も多いので、苦しくなったら前を追って走る(知り合いならなお良し)のが、いいかもしれません。結構好条件がそろっていると、楽観的に考えて走ると、驚くほどのタイムが出ますよ、きっと。
去年は、苦しくなってズルズルと後退してしまった。
単に根性がなかったとかいう精神論もなくはないが、いくら根性があったってそれに応える肉体がなければ机上の精神論に過ぎない。

今回は練習の積み重ねが知らず知らずに精神の求めに応じてくれる肉体を形成してくれたのだと思う。ありていに言えば「地力」が着いていたんだろうなぁ...と思う。

第35回釧路湿原マラソン-うまい処 釧路-

レースも終わり、抽選会も終わり「焼肉」だ!!

お言葉に甘えてじろーさんのご実家で焼肉に行く。
手渡されたゼンリンの地図を頼りに行くが陸上競技場から春採アイスアリーナへの最短ルートが判らない。というか、自分の釧路の記憶は11年前のもの。道路は拡幅されて記憶の映像と一致しないし、道路沿いの建物も当時のものとは相当の違いがある。
いざという時は幣舞橋まで戻って、そっからリスタートするつもりで「勘」を頼りに行った。
仕事がら地図は見慣れているとは言え、釧路の歴史の深さ故の入り組んだ街路が判りづらい。それでもなんとかじろーさんの実家に到着。時を同じくしてスコップさん、鬼さんも到着。

ご実家の庭ではドラム缶を二つに切った屋外コンロが設置されており、じろーさんのお父さんが炭の準備。僕とスコップさんがうちわで火をおこす。
スコップさんは豪快な方だが、こういうことをやらせるとカナリ丁寧な「良い仕事してますねぇ」。僕はまったく適当に団扇で扇ぐだけ。
僕は、この火おこしへの情熱の違いからか、肝心の焼肉で火力性能に差がでることにまだ気が付いていない。

なんだかんだと言いながらもそこそこに火がおきたころカナダさんが到着。どうやら、ここは地元の人でもわかりづらい場所らしい(笑)。

せっかく携帯電話を首からぶらさげているのに写真一枚撮ってきていないという馬鹿な僕。
文字だけであのうまいものを表現できるか!!

写真は「釧路マラソンクラブ」のサイトの「釧路湿原マラソン その後」にありました。

食い物としては
  • ピリ辛さんま
  • トキシラズ
  • 牡蠣(殻付き)
  • ししゃも
  • てんぷら(かまぼこ)
  • ジンギスカン
  • 野菜各種
飲み物は、氷の入ったバケツに無造作に突っ込まれており、そこから好きなものを取り出して飲むシステム(バケツの隣の箱に100円を入れる。)
で、くどくどと書いても仕方ないので次の3点のうまいものを特記する。

トキシラズ
紅(鮭)がうまいか、トキ(しらず)がうまいかについて、和商市場の魚屋さんも「断然、トキ」だという。
確かにあぶらがのって非常に旨い。
加えて、トキは鮭特有の銀色のウロコが落ちる時期の鮭なので炭火で焼いたちょいとコゲとなった皮ごと食うと旨いったらありゃしない。
白米万歳!!

牡蠣
当然、厚岸産の牡蠣。
この時期の牡蠣は外海に養殖いかだを出すらしく、少し塩気がキツイ。しょっぱい目の味が好きな人はこの時期の牡蠣がいいぞ。
道東では牡蠣は生で「ぺろん」と食うというようなことはしない。もっと野性的に炭火の網で焼いてそのまま喰う。(生牡蠣が生臭く感じる人は焼き牡蠣を試して欲しい。)
貝の口がわずかに隙間を開けてふつふつと湯気が出たら「ちょうど良い」らしい。
このタイミングを見計らって、じろーさんが指示を出しスコップさんがナイフで殻を開けてくれる。もちろん、手には軍手着用だ。
調味料?なんだそれ!そんなもんいらないんだよ。
レモンだ?この味がわからないなら帰ってくれっ!って感じだ。

僕はひたすら食うだけに専念する。
プルンとした身は弾力があり、口に入れて噛むと牡蠣特有のジュースが一杯に広がる。

ししゃも
この時期なので冷凍ものではあるが、ホンモノのししゃも。
普通にスーパーや居酒屋でみかけれるのは「カペリン」という代用品だ(しかも市場の90%はこのカペリンらしい。なんとも恐ろしい限りだ。)。しかも、子持ちのメスししゃもが重宝されている。
北海道人でもホンモノのししゃもを口にできる人はそう多くないのだがホンモノのししゃもはオスに限る。身の味がまるで違うんだよ。まぁ、代用品しか知らないやつには判るまい。


たらふくくって撤収時間となった僕はご挨拶もそこそこに十勝に引き上げてしまった。

こんなに旨いものを食べさせていただくなど、本当にお世話になりました。
会場の提供や準備に手を貸してくださったじろーさんのご両親に感謝です。殻割のスコップさんお手数かけました。

うむぅ...別海はマラソンどころではなくなるような気がしないでもない(笑)。

2007-07-29

第35回釧路湿原マラソン-レース顛末-

伊東市長の号砲一発!
左腕のFr201そして右腕のS610iのスタートボタンを順に押し、雪崩をうって一斉にスタート。
おかげさまで目標の2時間半を切り、2時間26分16秒でゴールすることができました。左はFr201の記録。

既に観察力が鋭い人はお気づきでしょうが、Fr201の記録によれば距離が440mほど足りないみたいです。また、公式タイムが手持ち時計より速くなっているというのも初めての経験です。





それはともかく、コース上に設定された距離表示でS610iを使って記録した5kmごとのLAP表は下記の通りです。
ラップ 時間 ラップタイム 心拍数 最大 平均 最小 距離 min/km
1 00:23:36.60 00:23:36.60 167 169 162 80 5000 4:43
2 00:47:38.20 00:24:01.60 164 169 166 159 5000 4:48
3 01:10:51.50 00:23:13.30 164 175 163 159 5000 4:38
4 01:35:53.20 00:25:01.70 161 168 163 158 5000 5:00
5 01:58:46.80 00:22:53.60 159 180 162 153 5000 4:34
6 02:26:16.80 00:27:30.00 162 166 160 154 5000 5:30

また、心拍数の推移のグラフは下記の通りです。

上記の表については3LAP目と5LAP目のタイムが異常値を示しているように思えます。
また、左グラフは一目で右下がりのジリ貧状態であると思います。









START~5km
ichanさんへのコバンザメを決め込んでいたので、しっかり付いていく。が、Fr201のペース表示が4:20~4:45の間です。心拍数も168近辺でうろうろ。
「先生!速い過ぎです」。
往路は概ね向かい風、当然体力を消耗することが予想される。5分/kmぎりぎりくらいで後半に余力を残しておきたいので、ichanさんから離れペースを落としにかかる。
しかし、一度勢いづいたペースはなかなか落ちない。金先生が著書で書かれていた「つまる感じ」の狭い歩幅を実践してもなかなか落ちない。まずい。ひじょーーーにマズイ。

5~10km
落とそう、落とそうと思っても全然ペースは落ちない。
僕はなんで、そんなに速く走ってんだ?と自問するも「どうしようもないベサ」。まずい、まずいと思いつつ流れに身を任せるしかない状態。
LAPボタンを押すと10kmを48分切り。サックリと自己記録を更新してしまう罠。

10~15km
約3分の貯金が出来てしまた。こうなると、ペースが自然に落ち(バテて)た場合のことを考え始める。
あと20kmを103分で走れば目標達成なのだ。(まぁ、たいしたことないのだが、妙に落ち着く)
あと少しで15kmの折り返しだ。すれ違うランナーに知った人はいないか、注視していたつもりだが全然発見できず。一杯、イッパイで注意力が散漫だったかもしれない。
15km地点でLAPボタンを押す。23分!!???
オイ、こら!なんでそんなに速い?とパニック状態。「たしろさんガンバ!!」と声を何度か聞いた気がしたが声の主を発見できず。ダメな僕。

15~20km
そろそろ心拍数を上げたくても(キープしたくても)できなくなってきた。コースが上っているのか、下っているのかすら良くわからなくなってきた。
160はキープしないと!できれば165にしないと!と自分に言い聞かせ。70歩インターバルをやる。
「いち、にい、さん...ななじゅう」と頑張り走で数え、その後は呼吸を落ち着かせる。これを何度か繰り返し163前後の心拍数をキープするように努力する。

このころランスカのお姉さんの後ろを走る。今年はランスカが流行なのか?と思いながらいると、スカートが翻ってショートスパッツ(ショートタイツ?)が見えてしまった。別にパンチラを期待していたわけではないが、それなら最初からショートスパッツで走れよ!とツッコミを入れたくなるってのが人情(いや、男心というか男の下心?)だろう。

20~25km
あと10kmと思った途端。あれ?もう終わるのか?という変な感情が湧き上がる。
砂利道を抜け、堤防上を走る。
このころから足のクッションがヘタってきたのか、鉄板の上をはだしで走る感じがしてきた。着地の衝撃がバンバン来る。加えて、堤防の舗装が妙に傾斜していて走りづらい。

もう、なんかよくわからない。僕は速く走れているのか?撃沈しつつあるのか?
LAPが速過ぎる。おかしい、距離が短い。
短いといっても、途中の距離表示が短いだけで、しっかり30kmあるハズだ。だまされるな。気を抜くな。こんなことはよくあることだ。
と自分に言い聞かせる。

25~30km
Fr201の距離では残り5.5kmだ。
あと31分で5.5km。5分45秒/kmくらい(この時は実のところ計算できていなかった。帰宅して計算してみると5分38秒/kmでないとダメだ)で2時間半は切れる。
Fr201のペースは5分20秒~5分30秒/km。余裕で間に合う。少しペースを落としたい。と悪い癖が出る。
そのとき、僕の右側から「たしろさん」とカナダさんが併走してくる。僕は「もう、イッパイ、イッパイ」と答える。カナダさんはじわじわと僕の前に出て行く。多分、カナダさんは最初からきっちり5分/kmのペースで走っているハズだ。ここで置いていかれる「カナリやばい」と直感した。僕も頑張る(上記心拍数グラフの5LAP以降の軽い盛り上がりがそれ)。それでもジワジワと離される。ウルトラランナーの底力を見せ付けられておく。
「あと4キロだよ!」と沿道からの声、このままズルズル後退するのはまずい。自分をだまし頑張る。しばらくすると沿道から「あと4キロだよ!」の声。(死ね。僕は一歩も進んでないのか!と心でドツキながら走る)
張りつめた気持ちが萎える。とその時、ichanさん発見。
見えると気持ちに張りができる。カナダさんも近くにいる。離されるな、追え!付いていけ!
「あと2kmです。頑張って!!」という声。(僕は絶対にダマされないぞ:笑)
競技場らしきものが見えるのに一向に近づいている気配がない。これは札幌マラソンの雰囲気?人間の精神力を試しているワケ?
着地の衝撃をバンバン受けながら、堪えて走る。

やっと競技場に入る。トラックのクッションがやさしい。こんなに軟らかかった?
走りやすさを取り戻し、トラックの300mは元気に走れた。

ゴール!手元の時計及び距離は冒頭の写真の通り。
キツネにつままれた感じがする。距離も時間も。
なんかだまされている?距離も時間も。

ゴール後、ドリンクを貰い地べたに座りこみ靴を脱いで、バンバン衝撃を受けた足を点検する。
白爪はないみたい。クロツメも大丈夫。左足裏の親指と人差し指の間のところにマメが出来ていた。ああ、そういえば痛かったな。


左はFr201のLogをSportTracksで取り込んで得た1kmあたりのLAPタイムである。

上記5kmLAPタイム表にある4分30秒台で走れた区間などあり得ないことが判る。

距離が短いという疑惑はあるにはあるのだが、Fr201の数字も「たぶん、こっちの方が正しいだろう」という程度で、Fr201絶対に正しいとも言えない。
それはそれとして、コース上に示された距離表示についてどの区間に問題がありそうなのかを調べてみた。実測したわけではなく、Fr201のLogにある時間と距離の関係とS610iで取ったでLAPタイム(Splitタイム)によるFr201の付け合せで検証してみた(ただし、延べ距離はFr201の計測数値である29,889kmとした)。
Fr201のLogを見ると延べ距離は29,889mだが、冒頭の写真では29,560m。この辺もよく判らないな。
具体的には、S610iで記録されたスプリットタイムの時、Fr201のLog上どの地点を走っていたのかを記録上探すという方法(但し、二つの計測機器のLogが秒単位まで完全に一致していないので、前後の最寄りの数字を調べた)。
コースの
表示距離
Fr201上の距離
区間距離
コース距離表示上
でのmin/km
区間距離で
補正したmin/km
5km
5,043
5,043
4:43
4:40.9
10km
9,919
4,876
4:48
4:55.7
15km
14,650
4,731
4:38
4:54.5
20km
19,737
5,087
5:00
4:55.2
25km
24,387
4,650
4:34
4:55.4
30km
29,889
5,502
5:30
4:59.9
やはり区間距離が短いところでは速いペース(min/km)が記録されており、区間距離で補正したペースを計算してみると納得の行く数字が得られた。

第35回釧路湿原マラソン-スタート前-

完走記というタイトルにしたが「顛末」を書くに過ぎない。で、今回も面白いネタはない(笑)。

前日に「どうする釧路湿原マラソン」に書いた通り5分/kmで走りきるに挑戦を宣言してしまった。まぁ、成り行きというかごちゃごちゃと書いているうちに「なんとなく行けるかも」と思っただけだったんだけど。
かなりしんどい目標な癖に前夜(7/28)自宅でくつろいでいるとお誘いがあり飲みに行くという暴挙に出る。飲んだ量は

  • ビール中ジョッキ(500ml相当)×4
  • ビール小ジョッキ(350ml相当)×2
  • チューハイ小ジョッキ(350ml相当)×1
喰ったものは
  • 鶏の半身炭火焼
  • ラーメンサラダ
  • 甘エビの刺身
一応、レース前日なので23時には帰宅した。が、ここで止む無き事情が発生する。
そう、サッカー日韓戦。
0:0のまま延長の前後半が終了し、PK戦に突入。こなると最後まで見ないわけにはいかない(だろう、フツー)。ということで、終了までしっかりと観て就寝が25:00。
不摂生なんちゃってランナーの面目躍如だな(苦笑)

去年の行動記録から今年も04:00に起床。朝食、洗顔、給油(セルフ)を済ませて札内を出たのが05:30。
釧路方面の速度取締りの事情に不案内なのでビビりながら少し飛ばして行く。(早朝でも帯広・芽室間で速度取締りがあるのを知っているので)

07:10に競技場の駐車場に到着。駐車場入り口で警備員に止められ「マラソン大会出場ですか?」と聞かれる。一々、そんなことを聞いていたら渋滞するだろうなぁ...と思いつつ車を駐車場に入れて、ナンバーカードを受け取りに行く。

スタート前
30kmとかフルマラソンのレースはハーフマラソンより緊張しない。それは僕だけ?
で、楽走の幟めがけて行ってみると「スコップさん」が既にクッションシートを敷きくつろいでいらっしゃる。ご挨拶をして、ぼつぼつと世間話をしていると「カナダさん」をはじめ、沢山の人が集まってくる。かくてさん、ichanさんも加わりそれぞれナンバーカードをシャツにつけたりと準備をする。

今日の収穫(スタート前)
カナダさんが使っていたホックのようなパーツでナンバーカードを止めるものを見た。なるほど、これは簡単かもしれないなぁ...
ディクトンスポーツって「股ずれ防止」と勝手に思っていたが、カナダさんもかくてさんも足の指一本一本に丁寧にディクトンを塗っている。ああ、靴擦れとかマメ防止になるんだな。僕の場合、上爪対策にもいいかもしれないと生体メモリに記憶させておく。

ウルトラマラソンのなにが良いのか?
フルマラソンのように「殺伐としてない」のが良い。とかくてさんに教えられる。
僕はウルトラマラソンは走ったことがないので良くわからないが「フルマラソン」は五輪正式競技であり、ランナーもそれなりにストイックに取り組むせいか確かに「殺伐感はある」。なるほど。これも生体メモリに記録しておく。

ちょっと打ち合わせ
カナダさんと5分/kmの打ち合わせ。というか、一応チャレンジするよね?(程度の意思確認)
カナダさんはちょっとはぐらかしモードでもあったが、一応チャレンジの決心は変わらない様子。そういうことなら僕もちゃんとチャレンジしますね。
ただ、最初の5kmで25分越えていたら嫌だねとか軽くエクスキューズを事前に振っておく(笑)。

アップ
カナダさんにアップに誘われ、400mトラックを2周ほどしておく。
まぁ、30kmだしこれ以上のアップは遠慮しようと思っていたら、カナダさんも止めた。願ったり叶ったり。
アップの途中でちょっと話をしたのだが、釧路湿原マラソンの距離について議論があるようだ。
曰く、ハーフならもっと出場希望者は増えるだろう。
でも、そうかなぁ...時期的に北海道マラソンの1ヶ月前の開催で30kmのこの大会は「道マラ組」には相当意味のある大会だと思うし、現にそうした目的で参加しているランナーも多いのではないかと思う。もし、これがハーフなら札幌からわざわざ釧路まで来るだろうか?と思うのは僕だけか?

大問題
完全に未解決。アップが終わった段階でもその気配すらない。
大問題はいよいよ現実味を帯びてきた。
とりあえず、小問題だけを事前に解決させておく。

さて、いよいよ集合だな。
特に制限がないなら前に並んでおけ!」の教訓の通り、前に並ぶ(と言っても10列目くらいと前とは言えないくらい控えめな僕とカナダさん)。そこへ僕にとっても都合よくichanさん登場。(ペースメーカーお願いしますね。と心で10回唱えておく:笑)

目標達成!

一応目標達成できました。
カナダさんのお陰です。
詳細は帰宅してから書きます。

2007-07-28

明日の準備-記録の重要性-

さて、いよいよ明日。
準備らしい準備ということもないのだが場所は釧路だ。
何時に起床してナニをすれば間に合う?とちょっと考えちゃった。

で、去年の釧路湿原マラソンの時のメモをこのブログから探し出してみた。(詳細は「釧路湿原完走記」)
なんでも良いからメモしておくと役立つもんだな。これで準備がしやすくなったぞ。

それにしても去年は完全に遠足気分だったな。
そういう気楽な気持ちが良い結果に繋がったのかもしれない。

今年はバナナもスイカも味わって食べる余裕があれば良いのだが...(無理っぽいな)

2007-07-27

どうする釧路湿原マラソン

自分的には「釧路湿原マラソンに申し込んだ」に書いた通り「自己記録」狙いのつもりでいたが、JogNoteのマイレースのコメント欄に「目標2時間半」と書いてあった。
自己記録は2時間36分47秒(30kmはこの一度しか走っていないのだが...)。
自己記録更新は漠然とではあるが「自信はある」。が、2時間半となると事情はかなり違って来る。

そこで僕が「2時間半」で完走が可能なのかを検討する材料として過去の記録を漁ってみた。


5km 10km 15km 20km 21.0975km 25km 30km
2006 0:25:17 0:50:47 1:15:57 1:42:12 1:48:25

十勝健康 0:05:03 0:05:06 0:05:02 0:05:15 0:05:40


0.992 1.000 0.987 1.029 1.111

2006 (0:25:45) 0:51:31 1:17:19 1:43:38
(2:10:12) 2:36:47
釧路湿原 0:05:09 0:05:09 0:05:10 0:05:16
(0:05:19) 0:05:19

0.999 1.000 1.001 1.021
1.031 1.032
2007 0:25:15 0:49:51 1:15:42 1:40:47 1:45:58

マラソンを 0:05:03 0:04:55 0:05:10 0:05:01 0:04:43

楽しむ会 1.026 1.000 1.051 1.020 0.960

2007 0:24:13 0:49:08 1:13:42 1:38:57 1:44:16

十勝健康 0:04:51 0:04:59 0:04:55 0:05:03 0:04:51


0.972 1.000 0.986 1.013 0.972

2007 0:24:13 0:49:08 1:13:42 1:38:57
2:04:37 2:30:22
釧路湿原 0:04:51 0:04:59 0:04:55 0:05:03
0:05:08 0:05:09
予測 0.972 1.000 0.986 1.013
1.031 1.032
各レースに於いて、上段からSPLITタイム、5kmごとのLAPタイム、最下段が5~10kmの平均速度/kmを「1.000」とした場合に於ける各区間毎増減率となっている(5~10km区間のペースが最も安定していると思える)。
さすがに30kmともなると、単にスピードだけではなく持久力も必要となる。すなわち、5分/kmのスピードとこれを30km持続させるスタミナが要求される。まず、この二つの面から可能性を探る。

1.スピードは充足できているか?
上記表の通り直近の2つのハーフレースでの結果から概ね5分/kmのスピードはあると思う。
最近の練習では速度よりも距離を重視してはいるものの、1kmインターバルやW.Sを適宜混在させており5分/kmのスピードは可能と思っている。

2.30kmを走れる持久力はあるか?
持久力は練習量に比例すると仮定すれば「走っていないようで、走っていたな-前年比較-」に書いた通り、少なくても去年に比べて練習量に不足はない。また、今月に入ってからの練習についてJogNoteの記録を見てみると

去年の7月
今年の7月
20km以上
4回
5回
30km以上
2回
2回
と20km以上の練習にも去年と比べて不足はないと思っている。

また、今年の2つのレースに於ける15km以降のLAPタイムの増加率は昨年の十勝健康マラソンの増加率を下回っている。更に今年の場合、ラストの約1kmのいわゆるラストスパートがベストラップタイムとなっているので、去年と比べて持久力も着いていると思っている。

3.不安要素
1.2.を見ると5分/kmの計算が成り立ち、持久力にも自信があるようなので(他人事:笑)2時間半は行けそうな予感はなくもない。
そこで不安要素を列挙してみた。

a.20km以降は普通ペースが落ちるだろう。
持久力に自信があるとはいっても、所詮それは去年との比較の話。上記表「2007釧路湿原予測」の通り20kmまでは今年の十勝健康マラソンでのLAPを刻めたとして、それ以降を2006釧路湿原のLAP増加率を加えると2時間半は達成できないことになっている。

b.体重
体重自体は今のところ去年と同じなのだが、この1週間は便通が不規則(むしろ便秘ギミ)である。繊維質を意識して摂るなど対策中ではあるが大問題が現実となる予感がなくもない。

c.靴
このレース用として予定していたRT800のサイズが不安が生じたことからRT800Vを準備したのは「RT800V-日本の夏、物欲の夏-」に書いた。しかし、RT800Vは一度足を入れただけで走ったことは無い。
これじゃ、なんのために買ったのかワケワカなんだが、RT800の中敷を入れ替えて本番に臨むべく試行錯誤をしていたのでRT800Vでの試走をしていなかったし、今から試走する予定はない。
少々不安が残っていなくもないがRT800で行こうと思っている。

d.寝不足
ここ2、3日熟睡できてない。暑さのせいかなのかとにかく寝苦しい。

まぁ、たいした不安要素でもないような気がしてきた。でも d.は解決したいぞ。

4.結論
十勝健康マラソンで前年から4分縮めたので、湿原マラソンも最低限4分縮めるのがノルマ。そうすると2時間32分なにがしになる。
また、上記の表の通り理論値は「2時間30分22秒」だから2時間半を目指すというのはそう非現実的でもなさそうだ。

ということで5分/kmで頑張り2時間半を目指すことにする。

幸いなことにカナダさんもお師匠さんから2時間半をノルマとされたようなので道中お互いに励ましあいながら(監視しながら?)頑張れれば良いかなぁ...と

と書くだけ書いたがどことなく気が重くなってきた(笑)。

2007-07-22

されど5mm-シューズのサイズ-

先日、New Balance RT800Vを購入したことは書いた。足入れをした感じではある程度のゆとりもあって、白爪の心配はなさそうな感じだ。
幅も特に広いと感じないし、LC Lockの機能でフィット感は悪いとは思わない。
ただ、今まで小さめの靴を選んで履いてきたので全体的に「楽過ぎる」と思わなくもない。

そこで、白爪の原因となったと思われるRT823と同サイズのRT800だが、このまま諦めてお蔵入りというのはもったいない。インソールを中敷に替えて今日の練習に使ってみた。

今日は少しゆっくり目のペース走で30kmを予定していたのだが、昨日調子にのって21km走ってしまい。結果的に今日は20kmで終了した。
今日の20km走の感じでは、爪先の当たりがほぼ気にならない状態で、RT823の時のように5kmあるいは10km地点あたりで感じた痛みはなかった。
あと10km(20km走ったので)くらいなら走れそうな気がする。(が、白爪となり爪を剥がしている前歴があるので怖さはある)

ただ、中敷のカットが下手だったのだろうか?左中敷が踵側によれるという現象が発生。中敷がよれているということは靴の中で足が無駄に動いているということだから、それを思うと不安があったりする。

釧路湿原マラソンまであと1週間。
RT800Vだってサイズ的には余裕はあるとは言っても、30kmの間にどんなこと(靴ズレとか)があるか未知数だ。仕事も少々忙しい予定なのでテストをする時間はなさそうだ。

もう一枚爪を剥がす覚悟でこのRT800で行くか、LSDなどで多様しているトレーニングシューズであるGT-21xxのどっちかで安全に走るか...多分、当日の気分で決めることになりそうな予感。

それにしてもシューズのサイズの差は、たった5mmの違いなのに足を入れた時の感じがまるで違うもんだなぁ...

2007-07-19

RT800V-日本の夏、物欲の夏-

現有シューズではハーフ超のレースに対応する(僕の上爪のせい)シューズがないのでRT800V 26.5cm EEを購入した。

現有のトレーニングシューズ(GT-2110、GT-2100、M800A)なら問題ないと思うがちょいと「良いフリこき」してみた(笑)。





このシューズにしたのは、

  1. NBはそもそも好き
  2. 値段が予算内
  3. 通販で購入するならサイズと自分の足の関係がわかっている靴
ということだが、決め手は2だな。白爪、黒爪にならないことを願うばかりだ。

中敷-インソールとも言う-

上爪対策として薄手の中敷を試しているのでメモ。
上左写真の左側が購入した中敷。あえてインソールと書かなかったのは、これはビジネスシューズの中敷として売られているもので、なんの変哲もないフェルトのシート状のものだからだ。ちなみに同じ写真の右側がNB標準のインソール。
裏側の様子は上段右側の写真の通りで、踵に赤いパッドがついているのが中敷だ。

そもそも標準でついているインソールには特別な意図はないようで、要はシューズのフィット感を出すのが主な目的だそうだ。今回の中敷の踵部分には衝撃吸収用のウレタンパッドがついているがこれには期待していないし、これが無くてもこの中敷を購入したと思う。


決め手はズバリ厚さ(薄さ)だ。
左の写真で判る通りこの中敷(左)は薄い(2mm厚)。薄手の中敷を購入したのは、上爪がトゥカップに接触するのを防ぐ(軽減)するのが目的なのだ。

先日来、この中敷にして練習しているがNB標準のインソール(4mm厚)の時より上爪のあたりは気にならない。というか全く問題ないように思える。
ただし、一度白爪となって爪が剥がれているのでこの靴で30kmを超えるレースを走る勇気は今のところない。
もう少し練習で長い距離や長い時間を試しつつ、今後の使い方を考えようかと思っている。

数ミリのことでそんなに違うんかい!と疑問に思う方もいらっしゃるだろう。
少しサイズが大きいような気がする場合は、標準のインソールの下に写真のような薄手の中敷を入れてみるとかコルクシートチューンをしてみるとか...
ちょっと指先が当たるなぁ...という場合は、標準のインソールを外して薄手の中敷を入れて試して欲しい。
フィット感はそれほど損なわれることはないと思います。
僕の購入した中敷は1セット850円程度だった。試してもいい価格だとは思いませんか?

2007-07-18

閲覧注意-白爪が剥がれた-

自分で見ても気持ちのよいものではないので、他人が見るとカナリ気持ち悪いと思いますがこれは自分的なメモですのでご容赦ください。
写真はクリックすると拡大されますが、人によっては刺激的な画像となる可能性があります。ご注意ください。

十勝健康マラソンで出来た白爪が左の通り剥がれました。

生爪を剥がしたことがないので比較のしようがありませんが、白爪が浮いていた状態だったので「全く痛くない」です。

問題はこの剥がれた爪をどうしたものかと...抜けた乳歯みたいに屋根の上に放る?
とりあえず、指の方はカットバンを貼って、更にちょいとキツメにテープ(包帯止め用)を巻いて置きました。

踏破調査中

とある町の道路概要について踏破調査中です。
既に2時間歩きっぱなしですが、LSDと思って頑張る。
あと4時間はかかる見込。
FR201をするべきだったかも!

--追記
結局、5時間半歩きました。うち、休憩は約20分ほどだったと思います。
これから歩いた距離をトレースして計測してみようと思いますが、調査箇所まで歩いて、計測して、結果をメモして、写真を撮る。というストップ&ゴーなので時間の割りには距離的にはたいしたことはないと思います。あと、図面やデジタルメジャーを持っているので走れたわけでもなく、本当にウォークです。
計測したら12.1kmでした。

2007-07-13

泣き言

ナンバーカード引き換えの葉書が来た。
「1400」(いよおお:意味など無い(汗))だ。

昨日まで「やる気マンマン」でいたのだが、今日今後の仕事のスケジュール表を作成してビックリ!!

忙しいのは判っていたので、今まであえてスケジュール表を作っていなかったのだが...
ダブルブッキングはあるは、納期までタイトなスケジュールだは、社長がこちらの知らない仕事をためているは!と
どうにもこうにもやり繰りが難しい局面が続くことがよく判った。

まだ休日出社までしてどうこうしようとは考えていないし、湿原マラソンが終わるまではそのつもりもない(笑)。しかし、平日走るのが難しい状況になってきているのは確かで、おそらく昼間は現場で帰社してからは現場でのデータを処理し、加工しやすようにしておかねばならない。

うむぅ...湿原マラソンまでどんだけ走れるかなぁ...

2007-07-10

♪小指のみずぶくれ

汚い足ですまん!(なので小さい写真で掲載)

なぜか判らないが小指の先と指の腹(外側)に水ぶくれ(マメ)が出来ていたのでメモ。(外側にできるのは小指が内反しているからだな)

今までできたことがなかったのに!

なにか変化の過程にあることを知るオヤジ47歳、初夏の昼下がり。

足の5本指で地面を掴むようなイメージを持って走るようになった影響だろうか?
それともなにか良くない前兆?

しなる下駄-カーボンシート-

先日のLSD(途中からGT-2100)、今日の朝ラン(GT-2110)でカーボンシートチューンのシューズで走った。
最近はNBのシューズで走ることが多くなっていたので、久々に「ああ、この感じなんだな」というカーボンシートチューンの効果について気が付いたことをメモしておく。
(カーボンシートをしていないGT-21xxのシューズを履いて走っていないので、実のところ良くわかっていないんだが:汗)

最初に「つま先抜けが良い」と感じる。そして、着地後足が左右にブレずしっかりとつま先方へ体重が移動できる。
シューズマスターが時々例示する「下駄」という表現を思い出した。
なるほど、板の上の足は左右にブレないし、下駄の前歯から鼻緒にかけてまっすぐに体重移動するしかしない構造の下駄の例えがなんとなくではあるが体験できた感じがする。

カーボンシートチューンは、靴で下駄の構造を再現した「しなる下駄」のような感じだろうか?
僕は踵、中足のホールドのしっかりしたしなる下駄は「足首」への負担(横方向の負荷)が少ないと感じている。これは足の疲労軽減に有用だと思う。

2007-07-08

クーリング

今日の新得芝コースでのLSDの後、くったり温泉レイク・インに行った。
日帰り入浴 400円、昼食(ピリ辛やき飯)630円、食後のコーヒー150円?計1,200円。
50(まだ、50じゃないけど)男が一日遊んで、くつろいでこの値段は高いとは言えまい。

ここの温泉にはサウナがついている(今どきの温泉、銭湯には付いているよね)。必然、水風呂もある。

僕はサウナが苦手なのだが、水風呂を見てLSDで疲れた「足首、膝」を冷やすことを思いついた。
30secほど膝まで水風呂につかって、隣にある普通の温泉浴槽に膝まで漬かる。ジワーーーっと流れる血流を感じる。これを5セットほど繰り返した。

昨日20km、今日31km走ったわりに帰宅しても足の状態が良い。先のクーリングの効果だろうか?

ところで昼食中に交わした4人の会話は「家庭菜園」の話題だった。さすが、農業王国「十勝」って感じだ(大笑)。

今日の練習

今日は新得町の芝生ランニングコースでLSDをした。芝生コースはGarminの計測結果によると1周約5.2km。ほかに途中ショートカットするコースも何通りかあるので、距離バリエーションは豊富。今日は5.2kmコースを周回することにしていた。
LSDと言っても、今日は

  • 30km超
  • 3時間半以上
のいずれかを達成することを目標にした。
昨日はよせば良いのにDOMEで20km走っているので達成できるかかなり不安だった。
それにしても、昨日今日と良い天気。芝生コースの駐車場に到着して、車載されている外気温TEMP計によれば08:15で既に27℃(経験的にこの気温計は2℃ほど高い表示をするので、25℃くらいだろうか)。左の写真のような感じで焼けておく。

走っている最中はそれほど暑く感じなかったし、なぜかいつものような汗だくにもならなかった。

練習の成果としては、結果的に31kmを3時間半かけて(あるいは、3時間半で31km)走れて同時に先の二つの目標を達成することができた。
こんどの連休には35km走をやりたいと思うのだができるだろうか(汗)。

上記のほかに「シューズのテスト」も行った。先日の十勝健康マラソンではRT823で思わぬ「シロツメ」になってしまったからだ。ハーフまでならなんとか我慢できても釧路湿原マラソンの30kmは我慢できないと考えたからだ。
テストしたシューズはRT800。結論から言えば、RT823よりは幾分良いけど30kmは無理だと感じた。やはり上爪で指先が痛くなる。
そんなこともあろうかと予想していたので、コースサイドに長距離に実績のあるGT-2100を予備に用意していたので、20kmでの給水・給食(バナナ)の時にこれに履き替えた。
事前にテストして結論が得られたのはいいけれど、レース当日になにを履こうかしら(苦笑)

で、今日の練習は「とかちeRC」の合同練習会だった。
僕は上記の事情で少し距離・時間とも長く走りたかったので08:30に現地に到着、一足さきに走り始めた。
ところが、09:00になっても、10:00になっても、11:00になっても「誰も来なぁ~い」。ひょっとして「俺、やっちゃったかな?」昨日が練習日?と自分を疑ってしまった(笑)。

ところが、最終周回でスタート地点に戻るとichanさんとたあ坊さんが立ち話中。
たあ坊さんと軽くご挨拶をしたあと、ichanさんによれば今朝、机を移動させようとして「いやな電気」が腰を流れたとのこと。大事には至っていないようだが、靴下を履こうとしてギックリになった人の話を聞いているのでビックリした。

そんなこんなで、ichanさんご夫妻とたあ坊さん、僕の四人で温泉に行きました。

2007-07-05

旭川マラソンの案内が来た-写り年-

2007年旭川マラソン大会の案内が来た。
僕の予定は別海なのでこれには参加しないのだが、パンフレットを見てビツクリ。

パンフレット下側の写真、左側に黄色の見たことのあるランパン、ランシャツに身をまとい前傾姿勢を取りやる気マンマン、本気汁ダラダラのランナーが見える。ナンバーカード「1595」。
しかも、その隣には白のTシャツ、白のハーフパンツに身を包んだ女性の姿も見える。ナンバーカード「6226」。

もしかして、ご夫妻で写っちゃいましたか?!!
カッチ&トモさん!

というか、カッチさんは写り年というのをこのブログで見たが、去年「当たり年」だった人とかいるし、こういうことって偏向性があるのか?(僕にも分けてください)

うむぅ...

教訓:「特に制限がなければ前に並んでおけ

LSDのお伴

LSDに限らずJogしながら音楽等を聴いているランナーは多いと思う。
僕も以前は良く聴いていたのだが、去年あたりからその頻度がかなり少なくなって来た。

理由を考えてみると、

  • マジ走りが増えたので音楽そのものが邪魔
  • 携帯デジタルプレイヤーが邪魔
  • ヘッドフォンが邪魔
と感じるようになったし、なにより音楽を楽しみながら走れなかった(速いペースの練習が多かった)。


最近はLSDなどゆっくりペースの練習が増えてきたので、また聴き始めた。
上の写真の左側は百均で買ったAMラジオ(単4電池一本)、左がMP3プレイヤーでFMラジオも聴けるMUVO(単4電池一本)、ヘッドフォンは耳に引っ掛けるタイプの680円の安物だ。

ジョギングの時に使うヘッドフォンは結構邪魔というかわずらわしいことが多い。
耳の穴に入れるタイプだとジョギング時の振動で抜け落ちる。上から被るようなヘッドフォンだと妙に重みを感じて邪魔。耳に引っ掛けるタイプだと微妙に圧着感がない感じがして心もとない。
色々なタイプを経験したが、耳に引っ掛けるタイプだが後頭部側にアームがあって適度な圧着感があり、振動にも強い写真のヘッドフォンにした。
ヘッドフォンのコードもカナリ邪魔なのだが、僕は「ダブルクリップ」を使って適当なところでシャツに挟み、コードが腕や首に巻きついたりしないように処理している。

あと、ジョギングで使うヘッドフォンの悩みとしては劣化が激しいように思う。
イヤーパッドは汗で酸化、加水分解しやすいようだし、肝心の振動部が汗や埃で劣化しやすいのではないかと思っている。

実際に走る時はAMラジオかMUVOのどちらかを使うのだが、AMラジオを使う場合が多い。
MP3プレイヤーに音源をセットするのが面倒なのと、新しい曲の情報に疎くなりいつも同じ音源を聴くことになり飽きてしまったからだ。
その点、ラジオはパーソナリティーの話が面白かったり、ニュースがあったり、音楽も新しいものが流れてきたりとそれなりに面白い。あまり数は多くないけど「ラジオドラマ」もある。季節的に野球中継が多い。野球は嫌いではないのだが、できれば野球中継じゃないほうが良いと思っている。
ラジオの難点は進行方向によっては受信の状況が悪くなり聴き辛くなる場合がある(ラジオの性能なのかしら)。

野球中継の場合は、MUVOを使うのだが新しい曲が収録されていないので、落語とか英会話の音源を聴いている。
落語は何度聴いても面白いと思うのだが、ランニングではノリが悪すぎる(笑)。まだ、英会話の方が良いのだけれど、自分の場合その効果があるのかどうか疑問だな(大笑)。

まぁ、今のところウエストポーチやアームポーチに
  • 携帯電話
  • 大問題用ポケットティッシュ
  • AMラジオ or Muvo
  • 小銭
を入れて走っている。

走っていないようで、走っていたな-前年比較-

去年3月に冬眠から醒めてトレーニングを開始した。出遅れの意識があったので随分と練習していたと思ったいた。今年は去年ほどは頑張っていない感じがしたので、JogNoteから画像をコピーし、ちょっとだけ加工を加えて重ねてみた(走行距離がわかっているので、数字を見れば判ることだけど)。

こうしてみると去年(水色)より今年(紫色)の方が走っているんだなとビジュアル的に実感できる。
気が付く点は「レースのある月は、前月より距離が落ちる」ということだろうか?
まぁ、レースに備え量を落とすし、レース後は抜け殻っぽくなるので走らなくなるものなぁ...

去年は7、8月とほぼ300km走っている。9月中旬のとよころサーモンマラソンに向けて走り込んでいたんだなと思い出してしまった。
今年は10月7日の別海が目標なので、去年と似たような感じになるんだろうなぁ...
故障には注意して頑張りましょう!!

2007-07-04

ご褒美過多-増量のワケ-

体重が微増し続けている。
理由は「食いすぎ、飲みすぎ」だ。なんで食いすぎ、飲みすぎになるかというと

前半期の目標レースが終わったという安堵感もあるし、20km(あるいは2時間以上)走りおわった時に腹が減っているのでいろいろ食ったり、飲んだりしちゃう。
そして、摂取カロリーがランによる消費カロリーを上回る状態なのだ。

もともと腹一杯食うのが「幸せ」と感じるタイプの人間だし、ビールもアイスクリームも、あんドーナッツも好きだ。
20km以上走ると「ご褒美」の名目でこれ等を全部やってしまうことに至福の喜びを感じる。

まぁ、今週一杯は大目にみてやるが、来週からはキビシクしようかと思う。

2007-07-03

オクトーバーランの案内が来た-とかちeRCの掲示板-

ランネットから「オクトーバーラン」の案内(詳細は左リンクから)のメールが届いた。
まぁ、案内自体珍しいものではないのだが、ちょっと興味を持ったのが4人以上で名入れTシャツが作れるってこと。

とかちeRCも旗揚げしたところだし、この際だからいっちょ名入れTシャツ目当てのオクトーバーランへの団体申し込みもありかな?と思って「とかちeRCの掲示板」にカキコしてみた。
とかちeRC総裁のichanさんの賛同を得たがイマイチ盛り上がらないので、自分のブログでも「とかちeRC」の広報活動をしようと思い立った。

こういうことって自主参加が基本だが、強引に名指しで参加を呼びかけて(笑)、「とかちeRCの掲示板」に誘導しようという魂胆です。
「北の大地さん」、「Kuriさん」、「kenchanさん」、「かくてさん」、「yu1さん」、「ノエルのパパさん」、その他「とかちeRC」ということでオクトーバーランに参加してもいいぞ!というランナーは「とかちeRCの掲示板」を見てね!

ということで、「オクトーバーラン2007」のページを見てみた(今頃かよ!)。
オクトーバーランなので当然ながら10月中の話。自分のレーススケジュールは10/7の別海パイロットマラソンで終わる。10月一杯、ランニングのモチベーションが保てるか?というか、保つためにオクトーバーランに参戦するという位置づけになりそうな気配(汗)。

2007-07-02

二日連続の敗退-フルマラソンに向けての練習-

6/30、7/1と時間の都合が付いたのに何れも30km超(あるいは、3時間超)のランニングに失敗した。

自分の経験が正しいのかどうは判らないが、フルマラソンの練習に長距離(長時間)走というのが絶対に必要だと思っている(中には特異体質(笑)でそういう練習をしなくてもサブ3ランナーになっている人も知っている)。

ところがこの絶対に必要だと思う練習がなかなか出来ない。
時間的な制約もあるし、頻繁に30km超(あるいは、3時間超)のランニングなんて体力的にも非現実的だからだ(僕は実業団選手じゃないし)。
そういう意味で6/30、7/1の敗退はもったいなかったと思う。

なんの為の練習なのか?と自問すると「出来ないことを出来るようにする(出来る可能性を高める)までの努力」なのだろうと自答する。なるほど、練習は「ツライ」のが当たり前ということか(苦笑)。

練習はやったか、やらなかったしかない。出来なかった理由は、やらなかった言い訳にしか過ぎないことになる(まぁ、色々事情はあるんだが)。
泣き言は言っても、言い訳は言わないように練習しよう。

20kmを二日走るなら30km超(あるいは、3時間超)を一回シッカリと走れる時間を確保するように日ごろからスケジュール調整や体調管理に気をつけよう。
7月の中旬くらいまでは仕事も立て込んでるので、日々の練習は短時間にして「土日」のいずれかで挑戦するしかない。二日連続は体力的にも問題が出そうだし、家庭の事情(用事)だってある。
せっかく作った時間は逃さず挑戦せねば!

あとは、腹筋と背筋だな。今やっている量を倍増しよう。

ちなみに現在、毎朝(腹筋10回、背筋20sec×3)×1なのだが(汗)

2007-07-01

200707の目標

幸いにも次の目標レースは10月の別海パイロットマラソン。今月からこのレースに向けての練習を本格化させたい。

今月の実質的な練習としては

  • 腹筋、背筋運動の回数を倍増させよう
  • LSD、30km走を週一でスケジュール化(経験上、25km走れても、フルマラソンの練習としてあまり意味がないと思う。)
  • 普段のJogはあまり距離を求めなくてもいいかな?
  • W.Sも忘れずに取り入れ、速度的な刺激も入れておく
  • 距離で35kmを1度は走っておきたい。
  • そして、なにより「疲労、怪我」に最新の注意を払う。
まだ、涼しい7月のうちに距離に対する不安を払拭するような練習をしておきたい。

そういえば、今月の末には釧路湿原マラソン(30km)がある。今のハーフのスピード(5分/km)で30kmを走り切れればいいなぁ(と希望)

200706の反省

恒例のひとり反省会。
6月の目標は「十勝健康マラソン」で1時間45分を切るというのが最大の目標だった。結果としは達成できたので、良い結果が得られたと評価できる。

問題は、結果にいたるプロセスについて再検証してみるに、そもそも6月は飲み会が多く「練習内容」は褒められたものではない。
6月の目標としてあげた練習をしようとしていたが、それが出来ていたろうか?

  1. 200705の反省にあげた対策を行い
    1. ペースのバラツキ対策
    2. 十勝健康マラソンのコース対策
  2. 怪我等の健康管理を行い
  3. 体重は66kg(現在68.5kg)を目標に腹八分目を慣行して
  4. 当日の10日前から疲労抜きと刺激を適切に入れながら本番に臨みたい。
どれも満足にできなくて焦り、最後には疲労に気がつかずあやうく目標レースのスタートラインにすら立つ事ができないところだった。(そういう無理をしたので目標タイムを達成することができたのかもしれないという側面もなくはないが...)

特に「2~4」は飲みすぎで0点だな(苦笑)。

カシミールで心拍数グラフを描画する

先日、北の大地さんから「カシミール3D」で心拍数のグラフを合体表示できるよという情報を頂戴していた。
今日、家庭菜園トレを終えて早速Webで情報を探してみてやってみた。

グラフ横軸は距離、縦軸には赤線で心拍数、緑は標高データ。
左グラフは2007/06/24の十勝健康マラソンでのデータを使った。
要はGPSデータのうち、標高データを「心拍数」に置き換え、カシミール3D上で国土地理院の50mメッシュデータを表示させるということだ。

このグラフの作り方は「3)カシミール3Dから書き出したGPS軌跡=トラックデータ」というページに詳しく出ており、作業用のエクセルのシートも公開している。
作業の順序はページの順番の通りで良いのだが、先にご自分の心拍計に合うエクセルのシートをダウンロードしておいた方が良いと思う。

前半の上りなりに心拍数も上昇するイメージでいたのだが、ほぼ横ばい。逆に下りなりに若干心拍数を落としてしまったという「サボり」がばれてしまった(笑)。